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肩こりは手が影響

2018.12.27 | Category: 上半身

首と肩のこりがひどく、

起床時には手が痺れるような感じと、

肩の動きが悪く腕をあげにくい、

という患者さんが来院されました。

 

整形外科でレントゲン検査を行い、

頸椎の狭小化を指摘され、

湿布と痛み止めの処方。

 

治療には、自宅の近くの整骨院に行き、

2日に1回くらいは治療に行っているが、

症状が良くならない、という事でした。

 

整骨院では、

猫背が悪いことと、

頸椎の狭小化が原因として、

主に首と背中のマッサージを繰り返していたそうです。

 

当院でも、

再度、患者さんの身体を検査したところ、

手のひらと腕(前腕)の使い方が原因であることがわかり、

患者さんに説明して治療を行いました。

その結果、

首や肩・背中は全く治療していないのに、

首や肩のこりが改善し、

腕や肩の動きも改善しました。

 

整骨院に行くと、

どうしても患部の治療や、

姿勢・骨盤の歪みの治療を行いがちですが、

症状を出している患部は悪くないことがほとんどですし、

歪みは動きの中で評価しないと意味がありません。

 

首や肩のこりでお悩みの方、

整骨院に行っているが、患部しか治療されない方、

すべて歪みが原因であるかのように言われ、歪みを治そうとしている方、

今出ている症状の、本当の原因はどこなのか知りたい方、

根本的に治したい方、

治療に通っているが、症状が改善していない方、など、

気になる方は当院まで。

 

 

靴の踵の減り

2018.12.26 | Category: 下半身

靴の踵部分の減り方を気にしている患者さんが来院されました。

靴の外側がかなり減っていて、

それが身体に悪いのではないか?という事でした。

一般的に、

歩行時には、

踵の外側から地面に設置して歩くため、

踵の外側が減るのは問題ありません。

それよりも、

気にしなければいけないのは、

踵が接地してからの荷重の仕方と、

踵が内側に入った方が良いのか、

踵が外側に出た方が良いのか、という事です。

 

よく踵の外側が減っていると、

踵が内側に入ってしまうため、

重心が外側に移動し、

O脚や膝痛、肩こりや腰痛の原因になると言われ、

テーピングで矯正したり、

踵の外側が高くなるようなインソールを作ったりします。

 

ですが、

身体が安定して効率よく動くためには、

実は踵が内側に入った(踵骨内反の)方が安定する人の方が多いんです。

 

なぜかというと、

踵が内側に入ると、

足の裏は硬くなり、

踵が外側に行くと、

足の裏は柔らかくなる、という性質があります。

硬くなった方が、

踵からつま先まで効率よく重心の移動ができるようになります。

 

ですから、

踵の位置(内か外)が問題なのではなく、

身体を安定して効率よく動かすために、

内と外のどちらに動かした方が良いかが重要になります。

 

今日の内容は少し難しかったかもしれません…。

 

足底腱膜炎や外反母趾などでお悩みの方、

踵の減り方が気になる方、

歩き方を治したい方、

踵を外側に向ける矯正を受けている方、

踵の外側を高くするインソールを使用している方、

足の症状でお悩みの方、など

気になる方は当院まで。

 

 

 

 

 

足の裏は押せばよい⁇

2018.12.25 | Category: 下半身

整骨院に腰痛で治療に行き、

足の裏を押された後、

腰痛が悪化した、という相談を受けました。

詳しく聞いてみると、

腰痛で通院した際、

姿勢が悪く、

足の裏(足底)とふくらはぎが張っていることが、

腰痛の原因と言われ、

足の裏とふくらはぎをマッサージをされたそうです。

その場では、

足が軽くなった為、

腰痛が良くなったような気がしたそうですが、

家に帰る途中から、

歩いていると腰痛が悪化したそうです。

 

足の裏は、

足つぼや反射を利用した治療法もありますが、

解剖学的に見ると、

ある関節を基準に、

足部から頭まで、

足の裏で対応する場所が決まっています。

 

ですから、

むやみやたらに足の裏をほぐすと、

その場ではスッキリしますが、

身体のバランスが崩れ、

治したいはずの症状は悪化する危険があります。

 

現在、通院中の方で、いつも足の裏をほぐされる方、

その場ではスッキリするが症状が良くならない方、

足が原因と言われ、足の治療を受けているが良くならない方、

姿勢が気になる方、など、

気になる方は当院まで。

祝日も診療

2018.12.24 | Category: 上半身

今日は祝日ですが、

当院は9時~13時まで診療しております。

最近の患者さんで増えている症状は、

寝違え、産後の歪み(骨盤矯正)、首・肩の痛みです。

先日、

2~3日前から手の痺れで悩んでいる、

という患者さんが来院されました。

病院でレントゲンを撮った結果、

頸椎に変形があり、

それが原因と言われたそうです。

 

ですが、

よく考えてみてください。

2~3日前から痺れが出たと訴えている患者さんの頸椎は、

2~3日前から急に変形したのでしょうか。

それはちょっと考えにくいですよね。

 

また、

頸椎の変形が痺れの原因であるならば、

頸椎を動かすと痺れが増強したり、

頸椎自体の動きも悪くなりそうですが、

そういった症状もありませんでした。

 

こういった場合、

頸椎の変形は、

頸椎が変形しているという状態であって、

痺れの原因にならないことも多々あるのです。

 

詳しく問診で聞いてみると、

お仕事で力仕事が多く、

年末の忙しさで両手を酷使しているという事でした。

 

よって、

治療も両腕から行います。

ただ張っているところをマッサージする、

肩が巻き込んでいるから胸を張る、

肩の動きが悪いからストレッチする、

など、行き当たりばったりの治療ではなく、

身体の特性(バランス)に合わせて、

ストレッチや運動療法なども加えながら治療し、

治療後には症状が改善していました。

 

今年もあと一週間です。

 

突然の痛みや気になる症状でお悩みの方は当院まで。

 

 

 

 

 

骨盤矯正(骨盤・姿勢の歪み)

2018.12.23 | Category: 下半身

当院の、骨盤矯正について、

お問い合わせを頂きました。

姿勢や骨盤の歪みを治そうと整骨院や整体に行くと、

一般的には、

立った状態や寝た状態で、

身体の前や後ろから、

骨盤の位置・肩の高さ・肩甲骨の位置・O脚などをチェックし、

身体の横から、

耳・肩・股関節(大転子)・膝・足首など、

身体重心のラインなどをチェックすると思います。

しかし、

歪みや姿勢を治すときに、

一番やってはいけないのは、

上記のような、

ベットに寝た状態、

立って動かない状態(安静状態)など、

身体を静止した状態(ポジション)で評価することです。

人は、生活するために必ず動きます。

ですから、

静止した状態で姿勢が悪い・骨盤の歪みがある、といっても、

日常生活やスポーツ、仕事や家事・育児などで動いていて、

症状もなく機能的に問題が無ければ大丈夫なことがほとんどです。

 

問題になるのは、

動いている時に、骨盤の歪みや姿勢が悪くなること、

動いている時に、身体がスムーズに動かないこと(機能的に動いていない状態)、

動いている時に、痛みなどの症状がでることです。

 

簡単に説明します。

動いている時に、骨盤の歪みや姿勢が悪くなると、

身体の色々なところに負担がかかり、

様々な症状が発生してきます。

 

よって、

整骨院や整体・マッサージなどに治療に行き、

寝た状態で骨盤が前傾・後傾など歪んでいるとか、

片方の足が短い・長いから骨盤が歪んでいるとか、

立った姿勢で、肩の高さが違うとか、

姿勢が悪いなどと言われても、

気にすることはありませんし、

安静時の身体の位置(ポジション)を言っているだけで、

機能的には何の意味もありません。

 

当院では、

患者さんを動きの中で評価して治療を行います。

動きの中で、

患者さんの身体の、

どこが症状の原因になっているか(機能的に動いていないか)、

を的確に評価します。

そして、

動きの中で身体のどこに無理があって、

症状が起きているかを明確にして治療を行います。

姿勢や骨盤の歪みを治したい方、

治療に通っているが効果が無い方、

骨盤矯正を受けたい方、

安静時でしか骨盤の歪みや姿勢を評価されたことが無い方、

気になる方は当院まで。

本日は休診ですが、

明日、祝日は9時~13時まで診療しております。

 

仙骨で腰痛

2018.12.22 | Category: 上半身,下半身

先日、仙骨が不安定なため腰痛になり、

仕事に影響が出て、休まないといけなくなる、

というニュースがありました。

当院のブログでも何度も書いておりますが、

ギックリ腰・ヘルニアや仙腸関節炎、

脊柱管狭窄症や腰椎分離症・腰椎すべり症、

筋筋膜性腰痛症(いわゆる腰痛)や椎間関節性腰痛など、

腰痛の代表的な疾患の多くは、

仙骨(仙骨~首までの脊柱を含む体幹)が不安定な方が多いんです。

ニュースを解説していた医師も、

治療するには、

仙骨を安定させるリハビリと、

痛みを抑えるためのブロック注射が効果的である、と言っていました。

では、

安定させるためにはどうすれば良いか。

脊柱を支える背骨の筋肉(横突棘筋など)を使えるようにすれば良いのです。

そのためには、

横突棘筋を使う運動を行えば、

横突棘筋が働くようになり脊柱が安定します。

腰痛で整骨院や整体に行くと、

マッサージをされたり、

背骨の矯正をされたり、

骨盤の歪みを矯正されたり、

お腹の硬さが問題と言われお腹を押されたり、

色々な治療をすると思いますが、

これらは、仙骨や脊柱の安定性には繋がらないため、

腰痛が改善することは期待できません。

当院では、

個々の患者さんの身体の状態に合わせて、

リハビリと運動療法を行っています。

気になる方は当院まで。

 

 

 

 

 

美容鍼灸が人気(千歳船橋駅前鍼灸院)

2018.12.21 | Category: 当院からのお知らせ

先日、美容鍼灸を始めるブログと、

院前に看板を設置したところ、

美容鍼灸の患者さんが増えております。

当院は、

区役所(保健所)が定める鍼灸院としての法令基準を満たして得ているため、

安心して鍼灸治療が受けられます。

その法令基準を簡単に説明すると、

6.6㎡(約4畳半)のスペースで、

完全に仕切りをして部屋になるところを準備、

そして、そこには換気設備や消毒設備が必要になります。

整骨院で鍼を施術しているところでも、

法令基準を満たすことができないため、

許可を得ずに鍼治療をしている違法の整骨院も多々あるそうです。

美容鍼灸の内容も、

鍼灸の国家資格を持つ副院長が、

美容鍼灸のセミナーをコースで受講しており、

安心して美容鍼灸を受けることができます。

完全予約制で行い、

施術時間は1時間程度になります。

料金は、

初回は、初診料1500円、施術料4500円(※顔のみ鍼で施術の場合)、

施術料10000円(※顔への鍼施術+鍼での内臓調整+首、肩への施術の場合)

2回目以降は、施術料4500円(※顔のみ施術の場合)

施術料10000円(※顔への鍼施術+鍼での内臓調整+首、肩への施術の場合)

となっております。

10回の回数券もあり、

回数券をご購入頂くと、

一回当たり8000円(※顔への鍼施術+鍼での内臓調整+首、肩への施術の場合)になります。

気になる方は当院までご予約を。

03-3439-7101 千歳船橋駅前鍼灸院

私も美容鍼灸の施術をしてみました。

背中の痛み

2018.12.20 | Category: 上半身

一昨日、背中の痛みについて書きましたが、

背中(胸椎)のストレッチについて、

お問い合わせを頂いたので説明致します。

写真の撮影を患者さんにご協力頂きました。

背中の筋肉の柔軟性を高めるには、

背中を丸めるようにするのと(胸椎の屈曲)、

背中を伸ばすようにするのと(胸椎の伸展)、

大まかに2パターンあります。

これを間違えてしまうと、

症状が改善するどころか、

徐々に症状が悪化していきます。

まずは、

背中を丸めるようにする(胸椎の屈曲)から、

この上の写真のように動かします。

ポイントは、

写真を見てわかるように、

首(頸椎)や腰(腰椎)も丸めるのでは無く、

背中(胸椎)だけを丸めることです。

次に、

背中を伸ばすようにする(胸椎の伸展)、

この上の写真のように動かします。

ポイントは、

写真を見てわかるように、

首(頸椎)や腰(腰椎)も伸ばすのでは無く、

背中(胸椎)だけを伸ばすことです。

この2パターンは、

背中の柔軟性を高め、

脊柱の可動域が改善し、

結果として姿勢・歪みの改善に繋がります。

姿勢が悪い人(例:背中でいうと猫背の人)は、

背中が丸まった状態で背骨の動きが無くなっているだけで、

背骨の動きが改善されてきたら、

自然と猫背の姿勢は治ります。

ですから、

無理に胸を張る、

背中を一生懸命マッサージしてもらう、など

全く必要がありません。

様々な治療で、間違った方向に身体を矯正すると、

猫背は悪化します。

この2パターンの運動療法で、

ご自身の身体に合った運動を行えば、

自然と猫背は改善されてきます。

気になる方は当院まで。

 

 

 

安心な整骨院のかかり方

2018.12.19 | Category: 当院からのお知らせ

先日、通院している患者さんから、

健康保険組合が配布している安心な整骨院のかかり方という書類を頂きました。

整骨院のかかり方

当院では、

免許証の掲示、

明細のついた領収書の発行、

領収書

看板などの広告も法律を順守しております。

(※鍼灸については、院前のブラックボードに記載)

 

添付の案内にあるような、

未だに不適切な整骨院も多いようです。

 

皆様、

整骨院を受診する際には、

このような事も確認しないと、

患者さん自身が法律違反に加担することになります。

気になる方は当院まで。

 

 

育児で背部痛(背中の痛み)

2018.12.18 | Category: 上半身

育児で授乳や抱っこなどが多くなり、

背中の痛みを訴えて新患さんが来院されました。

背中の痛みの多くは無理な姿勢が

影響していることが多いのですが、

育児中になると、

抱っこなどが多くなり、

手や腕を使う機会が圧倒的に増えます。

手や腕を酷使すると、

(腕は、手から肩甲骨までの筋膜の影響が強いため)

肩甲骨周囲の筋肉に負担がかかり、

結果として背中の痛みが発生しやすいのです。

ですから、

治療するには、

肩甲骨周囲の筋肉を使いやすくすること、

手や腕の筋肉を使いやすくすること、

そして、背中の筋肉の柔軟性を高めることです。

ストレッチが簡単で効果的ですが、

人の身体は個々によって違うため、

伸ばして良い筋肉と伸ばしてはいけない筋肉があります。

今日は背中の痛みについてなので、

背中のストレッチについて。

背中の筋肉の柔軟性を高めるには、

背中を丸めるようにするのと(胸椎の屈曲)、

背中を伸ばすようにするのと(胸椎の伸展)、

大まかに2パターンあります。

これを間違えてしまうと、

症状が改善するどころか、

徐々に症状が悪化していきます。

育児以外でも、

寒くて背中が丸まり痛くなったり、

年末の仕事の忙しさで背中が痛くなったり、

大掃除で背中が痛くなったり、

色々と背中の痛みは発生してきます。

背中の痛みでお悩みの方、

治療に通っているが改善しない方、

治療に通っているが背中のマッサージしかされない方など、

気になる方は当院まで。

アクセス情報

所在地

〒156-0055
東京都世田谷区船橋1-29-2

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当院は予約優先制となっております。