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猫背が気になる(猫背矯正)。

2018.12.01 | Category: 上半身

猫背の矯正のお問い合わせを頂きました。

特に痛みや張りなどの自覚症状はないそうですが、

姿勢が気になり、

治したいという希望でした。

猫背の矯正は、

一般的には、

背中の筋肉の張りをとったり、

骨盤の歪みを整えたり、

胸を張るようにストレッチをしたり、

カイロなどで背中の矯正を行ったりすることが多いと思います。

しかし、

猫背は、

胸椎(背骨)が丸くなったままで、

胸椎(背骨)の動きがなくなっている状態です。

背骨は、

首で7個、背中で12個、腰で5個、合計24個あり、

通常はこの24個が個別に動くことができるのですが、

猫背の方は、

個別に動かすことが出来ず、

胸椎が一つの塊になっているのです。

ですから、

治療は、

胸椎12個が個別に動くようになれば、

結果的に猫背は改善されます。

では、

どうやって治療するのか。

胸椎の動きがポイントです。

患者さんの身体の特性に合わせて、

胸椎に合った運動療法を行えば、

胸椎の動きが良くなります。

人の身体は、

「猫背だから胸を張る」というような

簡単なものではありません。

胸を張れば、

胸椎の動きが良くなる人もいれば、

逆に、胸椎の動きが悪くなってしまう人もいます。

猫背が気になる方、

姿勢が気になる方、

背中が丸いと友人・知人に言われる方、

治療をしているが改善しない方など、

気になる方は当院まで。

 

 

背中の痛み

2018.11.30 | Category: 上半身

背中の急激な痛みを訴える患者さんが来院されました。

原因も特に思い当たらず、

急に痛みが出てきたという話でした。

急な痛みの場合には、

炎症反応の有無を見極め、

炎症反応があれば炎症反応を抑えるように治療します。

背中の痛みの多くは、

体幹はもちろんですが、

肩甲骨が関係していることが多く、

肩甲骨が正しく動かない・動きが悪いなどが

影響して背中の痛みが発生します。

治療にいくと、

肩甲骨の位置が左右でおかしいのが原因だ、と

言われることもあるとおもいますが、

身体を動かしていない状態(静止した状態)での

肩甲骨の位置はあまり問題ではありません。

問題になるのは、

日常生活やスポーツなどの動きのなかでの

肩甲骨の位置と、肩甲骨の動きです。

さらに肩甲骨は、

その先の肩・腕・手の影響を受けやすいです。

治療では、

まず患者さんの身体の特性を把握して、

肩甲骨の動きを確認します。

そして、

肩甲骨の柔軟性(動き)と体幹の柔軟性(動き)を誘導します。

これで症状の変化が出ない場合には、

肩・腕・手も治療していくことになります。

これから年末に向けて、

寒くて身体が緊張したり、

デスクワークが多くなったり、

学生は試験や卒論で机に向かうことが多くなったりと、

体幹や肩甲骨、肩・腕・手などに

負担がかかってくる時期です。

まだ痛みなどを感じてない方は、

予防として、

肩甲骨をよく動かすことが大事なのですが、

動かす方向にポイントがあり、

この動かす方向が、

個人の身体の特性によって変わってきます。

やみくもに動かしたり、ストレッチすれば良いわけではないんですよ。

背中の痛みなどをそのままにしておくと、

肩の痛みや動かしにくさ、

寝違えや首の痛み、

肩こりや手の痺れなど、

さまざまな症状を引き起こす可能性があります。

気になる方は当院まで。

 

 

今日はお知らせ

2018.11.29 | Category: 当院からのお知らせ

毎日、身体に関する情報を更新していますが、

今日は当院からのお知らせです。

当院で治療を行っている患者さんで、

プロの演奏家・作曲家の小笠原育美さんが、

12/1に千歳船橋でコンサートを行います。

普段は、TVに出演したり、

コンサートなどで各地を回っているそうですが、

年に二回だけ千歳船橋で演奏するそうです。

無料なので、

お時間がある方は、

是非行ってみてくださいね。

詳しくはこちら↓

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寒いせいか…。

2018.11.28 | Category: 上半身

11月下旬になり、

寒さが徐々に厳しくなって、

身体が縮こまるのか、肩こりや首の痛みを訴える患者さんが増えています。

肩こりや首の痛みを改善するためには、

体幹・肩甲骨の柔軟性(動かしやすさ)が重要です。

何度も言いますが、

柔軟性や動かしやすくするために、

マッサージをする、

骨盤の歪みを整える、

首や肩のストレッチをする、

姿勢が原因と言われ足をほぐす、

背骨や首の骨がズレているから矯正する、など、

色々な治療があると思いますが、

これらはどれもその場しのぎです。

体幹や肩甲骨の柔軟性・動かしやすさを改善するためには、

簡単な運動・体操が効果的です。

また、マッサージをするにも、

ほぐして良い筋肉・悪い筋肉があります。

解りやすくポイントだけお伝えすると、

頸椎の体操、

胸椎の体操、

肩甲骨の体操、

この組み合わせです。

この組み合わせのパターンは、

個人の身体の特性によって変わってきます。

肩こりや首の痛みを緩和させようと、

上記の体操を全部やってもダメですよ。

これからますます寒くなり、

肩こりや首の痛みをほっておくと、

寝違え・肩の痛み、

腱鞘炎・腕や手のしびれなど、

様々な症状を引き起こす要因になります。

肩こりや首の痛みでお悩みの方、

マッサージを繰り返している方、

寒くなってお悩みの方など、

気になる方は当院まで。

 

 

 

 

 

 

 

股関節内転筋の役割

2018.11.27 | Category: 下半身

股関節を開くような動きを強制されて、

内転筋を痛めてしまった患者さんがいます。

内転筋をうまく使えないと、

骨盤が左右に大きくぶれるような歩き方になってしまいます。

歩行時に内転筋が最も使われている時は、

地面を蹴りだして、

反対の足に荷重して行く際に、

反対側に大きく身体がぶれないように内転筋が働いています。

この働きが弱いと、

左右に大きくぶれるような歩き方になってしまうのです。

では、

これを治すには、

どうしたらよいのか。

もちろん痛めてしまった内転筋に対する治療は必要になりますが、

日常生活や仕事、趣味の運動などで、

内転筋が使えていない人、

内転筋が過剰に働いている人がいます。

これを的確に見極め、

股関節の機能を高めるような治療と運動療法が必要になります。

もし、

内転筋が使えていない人の筋肉を

緩めてしまったら…、

さらに左右のぶれが大きくなり、

なかなか内転筋の痛みは改善されません。

逆に、

内転筋を緩めた方が良い人に対して、

筋力が弱いからとトレーニングをしてしまったら…、

せっかくのトレーニングなのに、

症状は悪化します。

骨盤が左右に大きくぶれるような歩き方は、

股関節の外側の殿筋に問題がある場合と、

股関節の内側の内転筋に問題がある場合があるんです。

ここの見極めも重要になります。

気になる方は当院まで。

 

怪我のリハビリ

2018.11.26 | Category: カテゴリ01

最近、怪我(骨折・捻挫・挫傷・靭帯損傷など)の

患者さんが多いと書きましたが、

怪我をした後、

必要になるのがリハビリです。

例えば、

足首を内返しに捻挫をした後、

足の外側にあり、足が内返しにならないように働いてくれる

腓骨筋という筋肉のトレーニングが必要となりますが、

ただひたすら腓骨筋を鍛えれば良いというわけではありません。

患者さん個々の身体に合わせて、

どこの筋肉が使いやすくなれば身体のバランスが取れ、

どこの筋肉が硬いと身体は怪我をしやすいのか。

これを的確に判断しないと、

せっかくのトレーニングでも、

逆に怪我を誘発してしまう恐れもあるんです。

骨折・脱臼、捻挫や肉離れ、

靭帯損傷などの怪我をして治療にお困りの方、

怪我の治りが悪い方など、

気になる方は当院まで。

連休最終日

2018.11.25 | Category: カテゴリ01

今日で三連休も終わりですね。

昨日、連休の間で、

多くの方がお出掛けになり、

院内は暇かな…、と思っていましたが、

踊っていて股関節を痛めた方、

数日前から突然、首・肩・背中にかけて神経症状が出た方、

妊婦さんの腰痛、

産後の矯正、

O脚の矯正など、

色々な症状で新患さんが来院されました。

最近、特に怪我(骨折・捻挫・筋挫傷など)で、

来院される人が増えています。

院の外を見ていても、

松葉づえで歩いている方が多いです。

皆様、連休最終日を怪我無く、

楽しくお過ごしください。

 

内股・がに股が気になる

2018.11.24 | Category: 下半身

テレビで内股・がに股が取り上げれられ、

内股・がに股を治したいという問い合わせを頂きました。

そもそも、なんで内股・がに股になってしまうのか。

これは、

歩行時の重心の移動が深く関係しています。

歩行時に、

重心が過剰に前方に行き過ぎると、

身体が前に突っ込んでしまうため、

つま先を内側に入れて前方への勢いを止めようとします。

逆に、

歩行時に、

重心が過剰に後方に残りすぎると、

身体が後方に倒れてしまうため、

つま先を外側に向けて前方への推進力を出そうとしています。

試しに、

あえて、つま先を内側に向けて歩いて下さい。

前に行きにくいですよね。

そして、

あえて、つま先を外側に向けて歩いて下さい。

前に行きやすくなりますよね。

では、

これをどうやって治せば良いか。

テーピングで矯正しますか?

内転筋や殿筋が弱いからと筋トレをしますか?

歪みが原因と骨盤の矯正をしますか?

筋肉が張っているからとマッサージをしますか?

いずれもその場限りで、

根本的な解決には至りません。

内股やがに股を治すには、

身体の重心を上半身・下半身に分けて、

さらに重心が前方・後方・外側・内側のなかで、

どこで身体が安定するかを確認します。

そして、

安定する身体の位置を決めて、

あとは簡単な運動です。

運動といっても体操のようなもので大丈夫です。

気になる方は当院まで。

 

膝痛・腰痛にスクワット

2018.11.23 | Category: カテゴリ01

腰痛(ヘルニア・脊柱管狭窄症・筋筋膜性腰痛など)や

膝痛(変形性膝関節症・半月板損傷・前十字靭帯損傷など)で

整形外科や整骨院・整体などに行くと、

腹筋・背筋・大腿四頭筋・お尻(臀部)などの筋トレを指導されると思います。

その中でスクワットを教わったりしませんか。

当院にも、

腰の痛みで、スクワットを指導され、

家で毎日やっているお年寄りが来院されました。

スクワットそのものは、

筋トレ効果もあり、

続けて頂くのは非常に良いことです。

しかし、

全員が全員、同じやり方にはなりません。

体幹や下肢(足)のバランス・重心・歩き方などの

身体の特性を検査・分析すると、

スクワットの方法が変わってきます。

ポイントは、股関節と膝関節の動かし方です。

当院には、

膝関節の手術後の患者さん、

アキレス腱断裂のリハビリで通う患者さん、

部活動で骨盤の骨の剥離骨折をしている高校生など、

怪我や手術後のリハビリで通院し、

体幹や患部の筋トレを、

個々の身体に合わせて行っております。

こういった怪我や手術後は、

いくらマッサージをしようが、

ストレッチをしようが、

歪みを治そうが、

テーピングをしようが、

筋肉が強化されることはありません。

身体を支えているのは筋肉です。

気になる方は当院まで。

 

 

 

 

骨盤を開く・閉じる

2018.11.22 | Category: 下半身

整体に行き骨盤の開きと歪みを指摘され、

治療したいという患者さんが来院されました。

よく骨盤が開く・閉じると言いますが、

骨盤が開くという状態は、

骨盤の後ろにある骨(左右の上後腸骨棘)が近づく状態(骨盤のアウトフレア)、

骨盤が閉じるという状態は、

骨盤の前にある骨(左右の上前腸骨棘)が近づく状態(骨盤のインフレア)、

と言います(他にもポイントがありますが、解りやすいポイントで説明しています)。

これを治すには、

まず、

骨盤の左右にある腸骨を前傾にした方が良いか、

後傾にした方が良いかを検査しなくてはなりません。

次に、

足(下肢)を内旋した方が良いか、

外旋した方が良いかを検査します。

この2つの検査で、

患者さんの身体に合った動きや姿勢の方向性が決まり、

骨盤を閉じた方が良いか、

開いた方が良いかが決まります。

見た目や、身体を静止した状態(立位や寝た状態)で、

骨盤が開いているから閉じる、

閉じているから開く、というような安易な考えで、

骨盤を治療すると、

かえって歪みが悪化したり、

身体のバランスが崩れて、

腰痛や肩こり、首の痛みや手足の痺れなど、

さまざまな身体の痛みなどが出てきます。

気になる方は当院まで。

 

 

 

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