骨盤矯正

歪みのタイプ

前傾・後傾：

骨盤が前か後ろに傾いている。

左右の傾き：

左右どちらかの骨盤が上がっていて、相対的に逆側が下がっている。

ねじれ：

左右の骨盤が別々に傾いている(右：前傾・左：後傾、右：後傾・左：前傾など)
骨盤の歪みは、さまざまな身体の不調の原因となります。

体型への影響：

おしりが下がってボテッとしてしまったり、反り腰でお尻が出ていたり、お腹がたるんだり・ぽっこりでていたり、お尻や太ももが太くなったり(下半身太り)してしまいます。
体型が崩れてそのまま太りやすくなる点もやっかいです。

身体への影響：

むくみ、冷え性、生理不順、胃腸障害、便秘、肩こり、首こり、腰痛、股関節痛などです。

身体のバランスへの影響：

直立したときに自然と左右どちらかの肩が落ち、身体が傾いた姿勢になってしまうケースです。
猫背や反り腰、側彎、左右の足の長さの違い

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骨盤の歪みを整えることで患者様の身体に合った「最適なバランス」に戻すことも可能です。

また、骨盤内にはいくつかの内臓が入っており、骨盤の歪みを整え、正常な位置に戻すことで内臓や消化器への負担を軽減させることが可能です。腰痛や肩こりだけでなく、身体のだるさや重さ、女性の場合は生理不順や便秘の改善など、幅広い効果を望めます。

症状

原因

骨盤の歪みの原因の多くは、不良姿勢や悪い生活習慣など身体の使い方のクセにあります。
出産、筋力不足なども原因になることもあります。

生活習慣のクセ：

スマホを見ることが多くて背中が丸まっている、椅子に座ったときに浅く腰掛けて背もたれに寄りかかっている、脚を組んで座る、同じ方向ばかり向いて寝ている、鞄を片側の肩ばかりにかけて歩いている、ヒールの高い靴を履いている、いつも同じ手で荷物を持つなど。

出産：

本来、骨盤は出産後に3～4カ月かけて元の位置に閉じて戻ろうとしますが、妊娠・出産を通じて左右のバランスが崩れていると正常な位置に戻るのが難しくなり、生活習慣による影響が加わると、ますます骨盤は歪みやすくなります。

不良姿勢：

長時間のデスクワークや勉強、横を向いてテレビやパソコンを見ている、イスに座る時や立っている姿勢の際に、偏って体重をかけているなど。

筋力不足(運動不足)：

筋肉が柔軟性を失い硬くなり、身体を支えることができなくなってしまいます。

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このような習慣の結果、骨盤に負担をかけ、そこから連鎖して、腰や背骨、肩、首、脚にもストレスがかかり、いろいろなトラブルの原因となっているのです。
また、骨盤の歪みだけがさまざまな症状の原因ではないことも多くあります。

例えば、足や股関節の疾患・変形などにより、骨盤の歪みを起こしているケースでは、足や股関節とのバランスが悪い結果により、歪みが生じたものです。
つまり、骨盤が歪み、結果さまざまな症状を引き起こしている場合もあれば、他部位とのバランスが悪い結果、骨盤に歪みが生じていることもあるのです。
骨盤部以外にも骨盤の歪みの原因はあるため、股関節・膝関節や足関節などからもアプローチすることで骨盤の歪みを取り除くこともできます。

治療

患者様の症状と骨盤の状態を把握し、その上で治療・リハビリ内容(理学療法、運動療法など)の選択、後療法(手技療法、矯正、マッサージなど)の開始時期、治療を決めていきます。
骨盤矯正の治療のポイントは、骨盤の歪みを矯正すること(ただし、骨盤の動きに制限があれば）、歪みを引き起こしている筋肉のアンバランスを正常な状態に戻すこと、不良姿勢・悪い生活習慣の見直しです。
骨盤に限らず、骨自体が勝手に歪むということはありません。骨は筋肉に影響を受けて動いています。よって骨盤の歪みも生活習慣や不良姿勢などによる筋肉のアンバランスによって生じているのです。

骨盤の周囲には、大小さまざまな筋肉、靭帯、腱などあり、しっかり固定されているため、歪みが発生しにくい状態です。
なので、歪みといってもその数値は数ミリ程度であり、そのわずかな歪みが多くのトラブルを引き起こしているのです。矯正治療を受け、骨盤の歪みだけを矯正しても筋肉のアンバランスが改善されていないと、またすぐに歪んでしまう可能性は高くなります。

当院では、できるだけ骨盤周囲が「最適なバランス」になるように治療を行っていきます。
そのために、歪みを引き起こしている筋肉の緊張を緩和する手技治療、骨盤を支える股関節・膝関節や足関節・足部のバランスの改善、姿勢指導、姿勢を改善するストレッチ指導、歪みを予防する筋トレ指導、生活習慣の改善指導などにより、骨盤の歪みを引き起こしている根本原因の解消も図ります。

このように根本的な解決をはかるためには身体全体の筋肉・骨格・姿勢・歩き方などから原因を見つけ出し、改善することが必要になります。
患者様の 生活の質を落とさない事を第一の目的に、いま現在の症状に対してだけではなく、その後の経過も視野に入れながら治療方法を決定していきます。
手技によるマンツーマン治療は、患者様との会話の中で症状を聞きながらできる治療です。

当院での治療は、患部の状況と患者様の症状を聞き、それを基に判断するオーダーメード治療となっております。

産後の矯正の場合、症状によりますが産後１～２か月から６か月くらいがベストと言われています。

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