-膝痛(膝の痛み) | 千歳船橋駅前整骨院

膝痛(膝の痛み)

変形性膝関節症/半月板損傷/靭帯損傷
オスグッド/膝蓋靭帯炎(ジャンパーズニー・ランナーズニー)/腸脛靭帯炎など

症状

膝の症状には以下のような症状があります。

  • 膝関節周辺の痛み・こわばり
  • 膝関節周辺の腫れ(関節内に水や血がたまる)
  • 膝関節周辺の動かしにくさ(違和感・引っかかり感・伸びない・曲がらない・ロッキング・可動域制限)
  • 膝関節周辺の不安定感(グラグラする・膝崩れ現象)
  • 立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時に痛い、しゃがみこむと痛い、荷重するだけでも痛い
  • 正座や階段の昇降が困難(一段ずつでないと昇れない・降りられない)
  • 歩行時の脱力感(力が入らない)や歩行時の身体のぶれ(ふらつき)がある・周りの人から指摘される
  • 就寝時や安静時でも痛みがある

成長期の子供:
スポーツをすると痛い・お皿の下の骨が出っ張ってきて痛い

原因

膝の痛みの原因は、姿勢の問題(重心がずれてしまい、膝に負担がかかりやすい状態)、動作の問題(膝の使い方が悪い)などがあります。

身体のバランスが崩れてしまうと、膝関節を支える大腿四頭筋に負荷がかかり、崩れたバランスで生活を続けていくと、特に原因も思い当たらないのに、急に膝関節の症状が出てきます。
身体のバランスの崩れや姿勢の歪み、悪い歩き方などは膝関節周辺に負担がかかります。それによって膝関節周囲に症状が発生します。

レントゲン検査などで変形が見つかり、変形が痛みの原因といわれることもありますが、レントゲン検査での骨の変形と痛みの強さは、必ずしも一致するわけではありません。
レントゲン検査ではそこまで変形していないのに強く痛い、という人もいれば、レントゲン検査で強く変形しているのに痛くない、という方もいます。
膝関節に変形があった場合でも、軟骨がすり減っているから痛いのではなく、膝に負担がかかり炎症などが起きることで痛みが出てくるのです。

猫背など歩く姿勢が悪い場合には、通常に歩く姿勢よりも膝関節周辺への負担が大きくなります。

骨盤が下がる(後傾する)と、太ももの前側(大腿四頭筋)に負担がかかり膝を支える力が弱くなります。また骨盤が下がると、日本人に多いO脚になりやすく、膝の内側に体重がかかりやすくなります。つまり骨盤が下がると荷重のバランスが崩れて、膝の症状が発生しやすくなります。

足首が硬くなると、つま先が外側を向きやすくなります。すると地面からの衝撃を吸収するサスペンション機能が失われて、ふくらはぎや、太ももの筋肉への負担が大きくなり、膝関節周辺のメカニカルストレスが増加し膝関節の症状が発生します。

体幹や股関節の筋機能の低下や、下肢の体型的要因(内反膝・回内足など)があるとスポーツ時や歩行時でも体が横方向に大きく傾き、膝関節にストレスがかかり症状が発生しやすくなります。

スポーツや趣味の運動などでも膝関節周辺の怪我が発生しやすく、ジャンプ後の着地、疾走中の急激な方向転換・ストップ動作、相手との衝突などによって、膝関節に異常なストレスがかかり怪我が発生します。
ランニングや自転車などの単純な膝の屈伸動作でも、繰り返しかかる負担によって膝の症状が発生することもあります。
また、過度な負荷によるトレーニングや間違った内容のトレーニング、運動中の間違ったフォーム(間違った使い方)によっても症状が現れます。

逆に普段運動していない人が、急に長く歩いたり、山登りに行ったり、運動会で走ったりするなど、日ごろ行わないような急激な負担をかけた時には、運動不足で筋肉が衰えている膝関節に、大きな負担がかかってしまい膝の症状が出やすくなります。

成長期に部活動などで運動を活発に行っていると、骨の成長に筋肉の柔軟性が追い付かず、筋肉の付着部である膝のお皿の下の部分にストレスがかかり痛みが発生します。

治療

患者様の症状と膝の状態を把握し、その上で治療・リハビリ内容(理学療法、運動療法など)の選択、後療法(手技療法、矯正、マッサージなど)の開始時期、治療を決めていきます。
整骨院は「何でもマッサージ、何でも矯正」と思われがちですが、安静が必要な時は無理な治療は行いません。

膝が腫れや痛みが強い時は、患部に負担をかけないように可能な範囲で膝の安静を保つことが、基本です。

炎症症状がある場合には、冷やすことで炎症が和らぎますので、アイシングを行います。
炎症が引き、痛みがある程度落ち着いてきたら、今度は患部を温める温熱療法を行います。

膝関節の治療では、生活習慣の改善を含めた運動療法・リハビリをすることが重要です。
大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練や、ストレッチ、膝を温めたりする物理療法、足底板やテーピング・サポーターの使用などを行います。
膝関節の痛みを放置しておくと、炎症が長引いたり、軟骨や骨、痛めた靭帯・筋肉などが徐々に傷つき状態が悪化していきます。

また、膝関節に痛みがあると、身体は別の部位でかばって、膝に負荷をかけなくなり、その結果筋力が低下して膝は不安定となり、さらに痛みが増強するといった悪循環が多くみられます。
この悪循環を解消するためにも、治療で効果的なのは膝関節周囲の筋力をつけることと膝関節の可動域を広げることです。筋肉を鍛えると、膝の痛みが緩和します。
これは筋肉がしっかりすることで、膝関節が安定した状態で動き、膝の軟骨や半月板・靭帯にかかる負担を抑えられ、関節にかかる衝撃を緩和することができます。

さらに、筋力を鍛えることによって、血行が良くなり患部を温めて痛みを軽減させ、関節の動きをスムーズにする効果があります。血行が良くなると、老廃物がどんどん排泄され、関節部分には栄養がいきわたり細胞の活動も活発になり変形などの進行を遅らせ症状の改善につながります。

姿勢や日常生活・スポーツ時の動きなど、身体の使い方が悪くて膝痛が出ている場合、より根本的な解決をはかるためには、身体全体の骨格から改善することが必要になります。

「なぜ膝関節の筋肉や骨・軟骨などに負荷がかかる状態になっているのか」をまず探ります。
筋力のアンバランス、O脚・X脚や扁平足、股関節や足関節の可動域制限などを確認します。
どこに問題があるかを明確にし、筋肉の緊張緩和や関節の可動域改善、ストレッチ、筋力トレーニングなど適切な治療を行い、正しい身体の使い方になるように再学習していきます。
また、足や靴にインソールやテーピングを装着して体重のかかる場所を変化させることで、常に治療後の良い重心の状態をキープできるようになります。膝関節にかかる余計な負担を取り除き、関節のスムーズな運動と、患者様の身体にとって「最適なバランス」にしていくことができます。

患者様の 生活の質を落とさない事を第一の目的に、いま現在の症状に対してだけではなく、その後の経過も視野に入れながら治療方法を決定していきます。
手技によるマンツーマン治療は、患者様との会話の中で症状を聞きながらできる治療です。
当院での治療は、患部の状況と患者様の症状を聞き、それを基に判断するオーダーメード治療となっております。

※問診時に詳細に徒手検査を行います。その上で膝関節の不安定性や可動域制限・痛みなどの症状が強く日常生活に支障が出ている場合や、スポーツや仕事での膝への負担が大きい場合は手術などが必要になる場合もあります。その時には当院から整形外科をご紹介致します。

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