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前回、膝の痛みの原因が、
加齢や変形によるものでは無いことを書きました。
では、何が原因なのか…。
膝の痛みを訴える多くの方は、
歩いているときに、
膝が伸び切らずに歩いていることが多いんです。
そうすると、
膝を支える大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)が、
常に頑張らなければいけなくなります。
その結果、
大腿四頭筋が疲労してくると、
膝関節にかかる負担が増えて、
膝関節の脂肪体(クッション)や滑膜(関節の袋)に炎症が起きて痛みとなります。
ですから、
治療の方法も、
疲労している大腿四頭筋をさらに鍛える、
というのは本末転倒な話で、
余計に悪化してしまう人も大勢(膝の痛みを訴える人の約半数)います。
続きは次回。
気になる方は当院まで。
膝の痛みでお悩みの方も多いと思います。
膝の痛みで病院を受診すると、
変形だから、
加齢だから、
軟骨が減っているから、
と言われる事も多いです。
しかし、
良く考えてください。
変形などによって関節の隙間が狭くなったとして、
狭くなっているその隙間には
痛みを感じる神経はありません。
また、
痛みが変形や加齢によるものであるならば、
変形が治らない限り痛みは取れないということになります。
しかし、
変形があっても痛みがない人も大勢います。
よって、
変形や加齢は痛みの原因ではありません。
では、原因はなんなのでしょうか?
続きは次回。
気になる方は当院まで。
今週に入り、ギックリ腰で来院される患者さんが増えています。
ギックリ腰は、
日常生活やスポーツなど
様々なきっかけで発生しますが、
ギックリ腰になる人、なりやすい人は、
体幹が安定していない人がなりやすいそうです。
特に、仙骨(背骨の一番下にある骨)の安定が重要で、
この仙骨を安定させるのが、
体幹のインナーマッスルになります。
しかし、
ギックリ腰になってしまったら、
炎症が起きてしまうので、
炎症を引かせるために、
まずは安静・固定・アイシングです。
約3日程度で炎症が落ち着いてきたら、
体幹のインナーマッスルを使いやすくするような
治療と運動療法が必要になります。
ギックリ腰になってしまったら、
早めにご来院ください。
気になる方は当院まで。
肩こりや肩の痛み(四十肩/五十肩)でお悩みの方も多いと思います。
腕は体幹からぶら下がっていて、
唯一、鎖骨を介して体幹と連結をしています。
鎖骨は胸骨(体幹)と連結しているため、
体幹からの影響を受けやすいのです。
肩の治療では、
体幹・鎖骨・肩甲骨が重要になります。
鎖骨や肩甲骨の位置を調整するだけでも、
体幹が安定したり、
腕の動きが良くなったりします。
ただし、
鎖骨や肩甲骨の位置を調整するにも、
鎖骨を調整した方が楽になる人、
肩甲骨を調整した方が楽になる人、
鎖骨を前方に誘導した方が楽になる人、
鎖骨を後方に誘導した方が楽になる人、
肩甲骨を前方に誘導した方が楽になる人、
肩甲骨を後方に誘導した方が楽になる人、
と、細かく分かれますので、
安易に動かすのは悪化させる恐れがあります。
当院では、
患者さん個々の身体を分析して、
治療しますので安心してご来院ください。
気になる方は当院まで。
すねの前側やふくらはぎの痛みや張りを訴える患者さんが増えています。
これを治すには…、
単純に張っている筋肉をほぐせば良いわけではありません。
すねの筋肉は、
足の甲や足の裏の親指の付け根に、
ふくらはぎの筋肉は、
踵や足の裏(足底)に繋がっていきます。
これらの筋肉が張ってしまうのは、
体幹の歪みを補正しているためと、
足のつき方、歩き方によるものが多いです。
血流を良くしようと、
足の裏やふくらはぎを
一生懸命揉んだりストレッチしたりする人も多いと思いますが、
足の裏やふくらはぎの筋肉を緩めて良くなる割合は、
なんと50パーセントしかないそうです。
残りの50パーセントは、
良くなった気がしているのと、悪化している人です。
緩めなきゃいけない筋肉を緩めて、
簡単な運動療法で、
すねの痛みや張りは劇的に改善し、
歩き方や足のつき方も改善されてきます。
気になる方は当院まで。
靴の外側が減ってしまうので、
足を治して欲しいという患者さんがいます。
靴の外側が減ってしまうのは、
踵が内側に入っており、
靴の内側が減ってしまうのは、
踵が外側に出ているからです。
しかし、
内側に入っているから外側に治す、
外側に出ているから内側に治すという安易な治療では良くなりません。
体幹と踵は運動連鎖(身体の動きのパターン)で連動して動くため、
患者さんの特性に合わせた体幹のバランスを分析しないと、
踵を内側に入れた方が良いのか、
踵を外側に出した方が良いのかは解りません。
踵の減りや、
外反母趾・扁平足など足の症状でお悩みの方、
気になる方は当院まで。
腰痛(ヘルニア、椎間板炎、脊柱管狭窄症、すべり症、腰椎の変形など)は、
体幹の硬さが原因になる事が多いようです。
本来、背骨は、首で7個、背中で12個、腰で5個の骨から構成されていて、
この24個の骨がそれぞれ個別に細かく動くことができます。
しかし、
体幹が硬いと、背骨の一個一個が個別に細かく動くことができず、
背骨が一定の塊となって動くようになってしまいます。
その結果、
特定の箇所に負担がかかり続け、
その特定の箇所が腰であった場合には、
腰痛が発生していくのです。
このような方は、
脊柱起立筋という筋肉の緊張が強くなり、
横突棘筋(おうとつきょくきん)が使いにくくなっています。
治療では、
マッサージでほぐすのでは、効果はあまりなく、
横突棘筋を使いやすくする運動が必要になります。
気になる方は当院まで。
昨日、当院は休診でしたが、
スタッフ一同、セミナーに参加して来ました。
講師の先生は、
筑波大学などで解剖学の博士号を取った先生で、
現在も、日々の治療を続けていて、
トップアスリートから一般の方まで幅広く治療している先生です。
その中でも、今日は「骨盤底筋」について。
多くの女性が、歪みや姿勢・スタイル、
産後の矯正などを気にしていると思いますが、
そんな方は、きっと骨盤底筋という名前は聞いたことがあると思います。
骨盤底筋が体幹を支える重要な筋肉なのは、
有名な話ですが、
この筋肉をどうやって使うのか、
どうやったら鍛えられるのか、
実は、
患者さん個々の特性に合わせて、
呼吸しながら簡単なストレッチするだけで良いそうです。
骨盤底筋が安定すると、
体幹が安定し、
姿勢の矯正や歪みの矯正になり、
その他にも
肩こりや腰痛、首の痛みや背部痛など、
体幹だけでも様々な症状が改善できるそうです。
気になる方は当院まで。
今日は診療は休診となりますが、
当院ではスタッフ一同、
私の実家(墨田区)の近くまでセミナーに行ってきます。
今回の内容は、
「上肢」
一昨日もブログで書きましたが、
上肢は体幹と密接な関係があり、
上肢の症状の原因が体幹にあったり、
下肢の症状を上肢が代償したりしています。
また、
上肢は、歩行時には、
足が地面に完全に接地してからの
推進運動に関わってくるため、
上肢の症状があると、
歩行時にスムーズに前進しなくなります。
こういったことを、
いかに早く的確に治せるか。
明日以降の診療に少しでも役立てるように
今日も一生懸命勉強してきます。
先週、今週と運動会の学校や幼稚園・保育園が多いようです。
先週の連休後には、
綱引きで腰痛
走って捻挫
ジャンプで筋挫傷など
親御さんの怪我で多く来院されました。
当院では、
急な怪我でも治療できるように、
経験豊富なスタッフが常勤しております。
また、
必要に応じで医療機関もご紹介致します。
万が一、怪我をされた場合には、
お気軽にお問い合わせください。
また、
怪我をしないように、
ウォーミングアップと
無理をし過ぎないように気をつけてくださいね。