- Blog記事一覧 -バレーボールで突き指
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌
週末に公園でバレーボールをしていたら、
突き指のようにボールが当たり、
その後から指が伸びなくなってしまい、
慌てて病院にいったところ、
指の腱が切れてしまうタイプのマレットフィンガーと診断され、
4週間固定を行い、再度、受診したら指が曲がったまま伸びない状態で、
これ以上は治らないからもう大丈夫です。と言われ、
このままもう指は伸びないのですか、
という相談を受けました。
突き指などの後、
指が伸びなくなってしまう怪我にマレットフィンガーがあります。
マレットフィンガーは、
スポーツや日常生活などで突き指をした時に発生することが多く、
早期に適切な処置が行われれば保存的に治癒しますが、
長期間放置したり誤った処置・治療をされてしまうと、
永続的に指が伸びなくなるというリスクがあります。
マレットフィンガーは3つのタイプに分類されます。
1型:腱の断裂
2型:裂離骨折
3型:関節内骨折
1・2型は、曲がってしまった指を反らすように固定すれば
基本的には良いのですが、
3型は特に注意が必要になります。
1・2型と同じように指を反らして固定すると、
逆に関節のズレが大きくなり、
そのままにしてしまうと手術の適応になってしまうこともあります。
この患者さんは腱が切れる1型のタイプだったにも関わらず、
適切な固定がされていなかったため、指が伸びなくなっており、
当院が懇意にしている医療機関を受診したところ、手術となりました。
たかが突き指ですが、
このマレットフィンガーの処置や固定の仕方を知っているか知らないかで、
手術しなくても済むものが手術になってしまうこともあるんです。
今週末やゴールデンウィークなど、
公園などでスポーツをされる事も多いと思います。
くれぐれも怪我にご注意ください。
正しい治療・正しい整骨院
千歳船橋駅前整骨院
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