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口が開かない

2020.02.21 | Category: 上半身

以前に顎関節症になり、

最近、また顎の痛みが出始め、

口が開きにくくなってきた、

という患者さんが来院されました。

 

顎関節症は、

一般的には、

噛み合わせやストレス、

寝相(うつぶせ寝)・不良姿勢や片側咀嚼、

食いしばりや元々の顎関節の変形など、

が原因と言われます。

しかし、

最近は、

顎が体幹や姿勢に与える影響が解ってきており、

顎がバランスを取る役割をしていて、

骨盤や体幹のズレ・不安定性を

補うために顎の位置が関係している、

と言われています。

 

そのため、

顎関節症を訴える人を正面から見てみると、

顎が左右どちらかにずれていることが多く、

ずれた状態で咀嚼などを繰り返しているため、

徐々に痛みや開口障害といった症状が出てくることが多くなります。

 

これを治療するためには、

顎の周囲の首や背部・咀嚼筋の緊張を緩めることも

顎の痛みの緩和に一時的に有効ですが、

根本的に治すには、

骨盤・体幹・頚部(頭)がずれずに、

安定して動くことができる状態・姿勢をつくることです。

簡単に言えば、

顎の左右のずれを正確に見極め、

顎のずれに伴う体幹・骨盤のずれを確認して、

これを安定する方向に運動療法などで治してあげることです。

 

 

顎の痛みでお悩みの方、

治療を受けているが改善しない方、

姿勢の悪さに心当たりがある方、

治療に行ってもマッサージしかされない方、

治療に行ってもしっかりとした説明を受けたことがない、など、

気になる方は当院まで。

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