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背中の痛み

2018.11.30 | Category: 上半身

背中の急激な痛みを訴える患者さんが来院されました。

原因も特に思い当たらず、

急に痛みが出てきたという話でした。

急な痛みの場合には、

炎症反応の有無を見極め、

炎症反応があれば炎症反応を抑えるように治療します。

背中の痛みの多くは、

体幹はもちろんですが、

肩甲骨が関係していることが多く、

肩甲骨が正しく動かない・動きが悪いなどが

影響して背中の痛みが発生します。

治療にいくと、

肩甲骨の位置が左右でおかしいのが原因だ、と

言われることもあるとおもいますが、

身体を動かしていない状態(静止した状態)での

肩甲骨の位置はあまり問題ではありません。

問題になるのは、

日常生活やスポーツなどの動きのなかでの

肩甲骨の位置と、肩甲骨の動きです。

さらに肩甲骨は、

その先の肩・腕・手の影響を受けやすいです。

治療では、

まず患者さんの身体の特性を把握して、

肩甲骨の動きを確認します。

そして、

肩甲骨の柔軟性(動き)と体幹の柔軟性(動き)を誘導します。

これで症状の変化が出ない場合には、

肩・腕・手も治療していくことになります。

これから年末に向けて、

寒くて身体が緊張したり、

デスクワークが多くなったり、

学生は試験や卒論で机に向かうことが多くなったりと、

体幹や肩甲骨、肩・腕・手などに

負担がかかってくる時期です。

まだ痛みなどを感じてない方は、

予防として、

肩甲骨をよく動かすことが大事なのですが、

動かす方向にポイントがあり、

この動かす方向が、

個人の身体の特性によって変わってきます。

やみくもに動かしたり、ストレッチすれば良いわけではないんですよ。

背中の痛みなどをそのままにしておくと、

肩の痛みや動かしにくさ、

寝違えや首の痛み、

肩こりや手の痺れなど、

さまざまな症状を引き起こす可能性があります。

気になる方は当院まで。

 

 

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