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太ももの裏側が痺れる(坐骨神経痛)

2019.11.30 | Category: 上半身,下半身

特に思い当たる原因も無く、

数日前から太腿の裏側に痺れが出始め、

様子を見ていたが、

良くならないので治療できますか、

という患者さんが来院されました。

 

まず坐骨神経は、

腰から出た神経が束になって、坐骨神経となり、

お尻の筋肉の奥の方から出てきて、

太ももの裏やふくらはぎ、足の裏などに

繋がっていくのですが、

その神経の経路のどこかで、

神経が刺激を受けていると、

坐骨神経痛の症状がでます。

この時、座骨神経が刺激を受ける箇所で、

最も多いのが臀部の通り道となり、

坐骨神経が刺激されている状態を改善できれば、

坐骨神経痛は無くなります。

 

ですから、

お尻の筋肉のマッサージやストレッチでも、

坐骨神経痛の症状改善は見込めます。

ですが、

そもそも、なぜお尻の筋肉が、

しかも片側だけのお尻の筋肉が硬くなってしまうのか、

という根本的な原因を改善できなければ、

この患者さんのように、

坐骨神経痛は繰り返されてしまいます。

 

片側のお尻の筋肉だけ硬くなってしまう方の特徴は、

良く言われるような骨盤の歪みではなく、

動いている時、特に、歩行時に症状の出ている側の

骨盤の回旋(捻じれ)の動きが強くなっていることです。

骨盤の回旋(捻じれ)の動きが強くなると、

回旋した(捻じれた)側のお尻の筋肉が頑張って働く必要があり、

その一歩一歩の繰り返しで、

お尻の筋肉が硬くなり、

坐骨神経を刺激して、

坐骨神経痛が出てきます。

 

そのため、

坐骨神経痛を根本的に治すには、

何気ない歩行動作や

その方の動きを改善していくことも有用です。

 

この患者さんも、

歩いてもらうと、

かなり体幹が不安定になっており、

不安定な体幹を骨盤で安定させようとした結果、

骨盤の回旋(捻じれ)の動きが過剰に起きていました。

そこで、

体幹を安定させる運動療法を行ったところ、

太ももの裏の痺れは改善していました。

 

坐骨神経痛でお悩みの方、

坐骨神経痛を何度も繰り返してしまう方、

治療に行っているが、お尻のマッサージしかされない方、

坐骨神経痛の原因は骨盤の歪みと説明され矯正の治療を受けている方、など、

気になる方は当院まで。

 

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