- Blog記事一覧 -ばね指が悪化してきた。
もともとばね指で悩んでいて、
整形外科で注射などをしていたが、
最近、寒くなってきたせいか、
指の曲げ伸ばしで、
カクッと引っかかる感じが強くなってきた、
という患者さんが来院されました。
ばね指(弾発指)は、
指を曲げる筋肉の腱が、
何らかの原因で炎症を起こして太くなり、
腱を包む腱鞘(けんしょう)という部分で摩擦が起きるため、
指の曲げ伸ばしなどで、
カクッと引っかかったり、
痛みを出したりする疾患です。
ばね指(弾発指)は、
一般的には、手の使いすぎ、
なるべく使わないようにして、
腕の筋肉のストレッチをしてください、
と言われることが多いと思います。
ですが…、
ばね指は、
手や腕の影響が大きく、
使い方を意識するだけで、
症状はかなり改善します。
また、
もし手の使いすぎが原因であるならば、
手を酷使している人全員がばね指になってしまうことになります。
ばね指になる人とならない人の違いは、
力が入りやすいか力を抜きやすいかです。
ばね指(弾発指)になりやすい人は、
肩に力が入りやすい(力みやすい)傾向があり、
そのため、
胸郭や肩甲骨、肩関節の動きが硬く、
結果的に手や腕を使わざるを得なくなり、
手や指に負担がかかって症状が発生します。
ですから、
日常生活での手の使い方と、
家事や仕事などで手を使うときに肩の力を抜くこと、
胸郭や肩甲骨、肩関節の柔軟性を高めると、
一次的な予防ではなく、
根本的に治すことができます。
もちろん、
病院などで注射を受けると、
症状は改善しますが、
根本的な原因(手の使い方や柔軟性など)を
改善していないと、
何度も再発してしまうことも多いです。
ばね指(弾発指)でお悩みの方、
注射を受けているが改善しない方、
整骨院に治療に行っても治らずに諦めている方、
身体の歪みが原因と言われている方、
安静などの指導しか受けていない方、など、
気になる方は当院まで。
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