- Blog記事一覧 -部活の後にアキレス腱が痛い。
夏休みの部活動で運動量が増え、
夏休み後半になって疲労が蓄積され、
最近になって運動後にアキレス腱が痛み、
少し触れるだけでも痛い、という学生が来院されました。
詳しく診ると、
アキレス腱炎を発症していました。
アキレス腱炎はアキレス腱にかかる負担によって、
アキレス腱に炎症を起こし、
そのまま無理に運動を続けると、
アキレス腱断裂などに繋がる恐れもあります。
アキレス腱炎の治療は、
一般的には、患部の安静と
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の柔軟性の回復が
主な治療になってくる、と言われています。
ですが…、
炎症が治まり、
ふくらはぎの柔軟性が回復して、
痛みが無くなり運動を再開したとしても…、
アキレス腱に負担がかかる足の動き(足の使い方)が
変わってないと、
アキレス腱炎は繰り返されることになります。
では、どうすれば良いか。
アキレス腱炎になる人は、
足の重心(足圧中心)が前方に行っている傾向が強く、
この状態で運動するため、
ふくらはぎの筋肉に過度に負担がかかり、
徐々に炎症が起きてきます。
ですから、
この足の重心(足圧中心)を治すと再発はしなくなります。
足圧中心は、
日常生活で意識するだけでも改善しますが、
当院では、
運動療法も合わせて行い、
足圧中心をコントロールするインソールの作製や、
テーピングなどによる調整も行っております。
足の痛みでお悩みの方、
アキレス腱炎を繰り返してしまう方、
痛みが気になり思い切って運転ができない方、
インソールを作製したい方、など、
気になる方は当院まで。