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姿勢の影響??

2018.12.08 | Category: 未分類

仕事で飲食店のホールで働いている男性が、

姿勢の影響ではないか??と来院されました。

症状としては、

仕事の後半になっていくると、

食事やドリンクを持って歩いたり、

食器を片付けて運ぶ際に身体が不安定になるという事でした。

当然、

当院に来院する前には、

脳神経外科や内科などでMRIの検査を行って異常はなく、

脳や身体に病気があって症状が出ているわけではありませんでした。

 

ご本人も姿勢が原因ではないか、と考え、

当院に来たということでした。

はっきり治るとは断定できませんが、

体幹の安定性が失われると身体が不安定になることを説明し、

2~3回治療を行いました。

1回目の治療後、翌日が仕事でしたが、

仕事中の不安定感は普段の3割程度に減少。

3回目の治療後には、不安定感はほぼ無くなったということでした。

 

意外と知られていませんが、

身体の質量(体重)の7割は骨盤から上にあり、

例えるなら、

成人男性60㎏の人だと、

体幹(上半身)でなんと42㎏もあるんです。

下肢(足)の方が重そうですが、

たったの18㎏しかないんですよ。

ですから、

身体の不安定感、

歩行時の左右のふらつき、

上半身を大きく振って歩くなど、

体幹の不安定感が原因で起きていることは多いんです。

 

では、

どうやって体幹を安定させるか。

個々人によって、

体幹を安定させる筋肉の使い方があります。

その筋肉が使いやすくなるように、

仰向けに寝て運動をします。

 

体幹をほぐしたり、

骨盤の歪みを整えたり、

ストレッチをしたり、

あまり効果は期待できません。

また、

立っているからという理由だけで、

見当違いの足を治療しても意味がありません。

 

正確にどこが問題かを把握して、

治療していくことで、

はやく症状が改善され、

身体のバランスがとれた状態が続きます。

 

体幹が不安定だと、

実はギックリ腰になりやすいんですよ。

これから年末に向かい、

仕事や大掃除で忙しくなったり、

寒さや忘年会の影響などで、

体幹が硬くなりやすい時期です。

万全の状態で年末を迎えましょう。

 

気になる方は当院まで。

 

 

 

 

 

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