- Blog記事一覧 -怪我の予防には…
今週は天気が悪かったですが、
この週末は暖かく天気も良い予報で、
お出掛けになられたり、
趣味のスポーツなどを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
昨日も、ブログで書きましたが、
最近、怪我(骨折・捻挫・肉離れなど)が非常に増えています。
そんな、怪我の予防のためには、
準備運動のストレッチが効果的です。
しかし、皆様、要注意です。
ストレッチも全身くまなく伸ばせば良いのではありません。
ジョギングしたいから、ふくらはぎを伸ばす、
キャッチボールしたいから、肩周囲の筋肉を伸ばす、
腰痛が気になるから、背筋を伸ばす、
猫背が気になるから、胸の筋肉を伸ばす、
首の痛みや肩こりが気になるから、首周囲の筋肉を伸ばす、
膝が痛いから、太ももの前側を伸ばす、
など、色々な目的でストレッチを行うと思います。
ですが、
患者さん個々の身体には、
身体に負担をかけず効率的に動かすための特性があり、
伸ばした方が良い筋肉と、
伸ばしてはいけない筋肉があります。
例えば、
太ももの前側を良く伸ばした方が良い(裏側は伸ばしてはダメな)人と、
太ももの裏側を良く伸ばした方が良い(前側は伸ばしてはダメな)人とがいます。
この特性を無視して伸ばしていると、
怪我の予防のための、柔軟性の向上どころか、
ますます身体は硬くなってしまいます。
また、身体のバランスが崩れ怪我や痛みを悪化させやすくなります。
ストレッチも注意して行いましょう。
気になる方は当院まで。