- Blog記事一覧 -捻挫で合併(腓骨筋腱脱臼)
先週の土曜日、
院内勉強会を行いました。
講師の先生は、
私の恩師の先生で、
国家試験の試験官も務めている先生です。
今回のテーマは、
足の捻挫後に起こる外くるぶしの後方の痛みについて、
比較的まれですが、
腓骨筋腱脱臼という疾患があります。
足を捻挫した時や、
急激に足を反らすような動き(足をついて深く踏み込んだような姿勢)で
ふくらはぎの外側を通る腓骨筋の腱が、
外くるぶしの後方から前方に走行を変えてしまう疾患です。
腓骨筋は、
通常、腱を抑えているバンド(上と下の支帯)がありますが、
腓骨筋腱脱臼の際には、
上腓骨筋支帯が破綻すると脱臼してしまうそうです。
症状としては、
外くるぶしの後方の痛みや不安定感があり、
治療は、一般的には固定を行い、
固定して脱臼が治らなければ手術と言われています。
ですが、
なぜ腓骨筋が脱臼してしまうのか、について、
解剖学的に考えると、
色々なヒントがあり、
それを治療に生かせれば、
手術しなくても、
脱臼を防げる確率が上がってくる、
という事でした。
当院では、
毎月一回、院内勉強会を行い、
様々な症例に対して治療ができるように、
日々取り組んでおります。
気になる方は当院まで。
正しい治療・正しい整骨院
千歳船橋駅前整骨院
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