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マレットフィンガー(突き指)

2018.12.03 | Category: 未分類

先週の土曜日、

当院で月一回の勉強会を開催しました。

先生は、

国家試験の試験員や教科書の作成にも関わっており、

私が学生時代にお世話になった先生です。

今回は、

突き指の中でも、

注意が必要なマレットフィンガーについて。

マレットフィンガーは、

野球やバレーボールなどの突き指で発生することが多く、

日常生活でも発生する突き指の一つです。

早期に適切な処置が行われれば保全的に治癒しますが、

放置したり誤った処置をされてしまうと、

永続的に指が伸びなくなるというリスクがあります。

マレットフィンガーは3つのタイプに分類され、

この中で、3型と言われるものが要注意になります。

1・2型は、

指を反らすように固定すれば良いのですが、

3型は、

指を反らして固定すると、

逆に関節のズレが大きくなり、

そのままにしてしまうと手術の適応。

手術は指に鋼線を2~3本差して固定します。

今回は、

なぜ3型が難しいのか、

どうしたら固定が可能になるのか、

という理論について教えて頂きました。

突き指は誰もが経験するような怪我であり、

突き指くらい大丈夫と、

あまり深刻に考えずに、

整骨院に行くことが多いと思いますが、

行った整骨院の先生が処置や固定を知らなかったら…。

何も処置が出来ず、

整形外科や病院を紹介されて手術…。

皆さん…、

このマレットフィンガーの処置や固定の仕方を

知っているか知らないかで、

手術しなくても済むものが手術になってしまうんです。

恐ろしいことですね…。

怪我をした際には、

整骨院に行くことで問題ありません。

しかし、

どこの整骨院に行くかは重要です。

気になる方は当院まで。

 

 

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