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股関節内転筋の役割

2018.11.27 | Category: 下半身

股関節を開くような動きを強制されて、

内転筋を痛めてしまった患者さんがいます。

内転筋をうまく使えないと、

骨盤が左右に大きくぶれるような歩き方になってしまいます。

歩行時に内転筋が最も使われている時は、

地面を蹴りだして、

反対の足に荷重して行く際に、

反対側に大きく身体がぶれないように内転筋が働いています。

この働きが弱いと、

左右に大きくぶれるような歩き方になってしまうのです。

では、

これを治すには、

どうしたらよいのか。

もちろん痛めてしまった内転筋に対する治療は必要になりますが、

日常生活や仕事、趣味の運動などで、

内転筋が使えていない人、

内転筋が過剰に働いている人がいます。

これを的確に見極め、

股関節の機能を高めるような治療と運動療法が必要になります。

もし、

内転筋が使えていない人の筋肉を

緩めてしまったら…、

さらに左右のぶれが大きくなり、

なかなか内転筋の痛みは改善されません。

逆に、

内転筋を緩めた方が良い人に対して、

筋力が弱いからとトレーニングをしてしまったら…、

せっかくのトレーニングなのに、

症状は悪化します。

骨盤が左右に大きくぶれるような歩き方は、

股関節の外側の殿筋に問題がある場合と、

股関節の内側の内転筋に問題がある場合があるんです。

ここの見極めも重要になります。

気になる方は当院まで。

 

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