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変形性股関節症でもインソールは効果的

2021.07.29 | Category: 下半身

当院では、

コロナウィルス対策として

3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。

・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気

・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける

    密集を避けるため、来院時のご予約のお願い

・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底

・オゾン発生器による空間除菌

レントゲン検査で変形性股関節症と診断を受け、

治療を継続しているが、

なかなか良い状態が長く続かないため、

インソールを作製したい、という患者さんが来院されました。

変形性股関節症では、

股関節が変形し、痛みや可動域の制限が出たり、

変形の症状が進行すると日常生活にも支障が出るため、

手術を行ったりすることもあります。

ですが、

そもそもなぜ変形してしまうのか。

股関節は、太ももの付け根の骨(大腿骨頭)と受け皿(臼蓋)で関節を作りますが、

レントゲン検査などを行うと、

受け皿が小さいことや、

太ももの付け根の骨の関節にはまる角度が浅いことなどを指摘されます。

このような方は股関節の不安定性が高まるため、変形を起こしやすくなります。

また、

このような形態的な要因がなくても、

日常生活などで股関節の前後・左右などに関節が過剰に動くようなストレスがかかると、

人間の身体は関節を安定させようとして変形を起こします。

そして一般的に治療では、

股関節周囲の筋肉の筋トレや、

股関節の可動域を改善させることなどを行いますが、

股関節がどの方向に過剰に動くストレスがかかっていて、

どの動きが痛みを引き起こしているのかを見極めずに、

やみくもに筋トレを行っても逆に股関節の痛みが悪化してしまうこともあります。

さらに可動域も注意が必要で、

不安定性を回避しようと関節が変形して動きを抑えているのに、

可動域訓練などで無理に股関節の可動域を大きくしようとすると、

当然ながら痛みが悪化し、股関節の変形を助長してしまうことになります。

この患者さんにも、

いかに股関節に負担がかからず、

スムーズな動きが出るか、というポイントに注意してインソールを作製しました。

インソールを入れた靴で歩いてもらうと、

スムーズに前方に進みやすくなった、と言っていました。

当院では、

個々の症状や身体の状態に合わせて、

完全なオーダーメイドでインソールを作製しています。

気になる方は当院まで。

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