- Blog記事一覧 -急に肩が痛くなり動かせない
今まで肩の痛みも出ていなかったのに、
一昨日の夜中から急に肩が痛くなり、
動かすこともできない、という症状で患者さんが来院されました。
肩が上がらない疾患には、
四十肩/五十肩、腱板損傷、滑液包炎、
上腕二頭筋長頭腱炎など様々な疾患があり、
痛みの箇所や痛みの出る動きから、
石灰沈着性滑液包炎(石灰沈着性腱板炎)の可能性を説明し、
痛みが顕著であったため、
医療機関を紹介しました。
このような急性期の症状では、
激痛を早く取るために、
腱板に針を刺して沈着した石灰を破り、
副腎皮質ホルモンと局所麻酔剤の滑液包内注射などが有効と言われています。
また、
急性期の痛みが治まってきたら、
リハビリの開始となりますが、
肩が痛い・動きが悪いなどの疾患は、
身体のどこかが正しく機能していないために、
結果として肩関節に負担がかかり症状が発生します。
大事なのは、
身体のどこが機能していないのかであり、
簡単に見分けるには、
いくつかの姿勢で肩を上げてもらうことで解ります。
立った状態、
座った状態、
寝た状態、
この三つの姿勢で、
肩を動かしてもらうと、
肩の問題なのか、
体幹の問題なのか、
下肢の問題なのか、
大まかに見分けることができます。
治療も、
肩のマッサージやストレッチ、
骨盤の歪みを治す、
姿勢の問題や血行不良が原因と言って、足の裏やふくらはぎをほぐす、
一生懸命に上げる動作を繰り返す、
肩甲骨をほぐす、はがす、
など、やみくもにやっても効果はあまり期待できず、
どこに問題があるかを見極めて、
的確に治療することで、
早く治すことができます。
長年、肩が上がらず悩んでいる方、
治療を受けているが良くならない方など、
気になる方は当院まで。
正しい治療・正しい整骨院
千歳船橋駅前整骨院
千歳船橋駅前鍼灸院