- Blog記事一覧 -子供の怪我が増えています
最近、日常生活や運動などで
足首の捻挫をして当院に来られる患者さんが増えています。
捻挫は誰もが経験したことがあるような怪我ですが、
ただの捻挫だと思っていても…、
場合によっては、
外くるぶし・内くるぶし・小指(第五中足骨)・かかとの骨などの
骨折を伴っていることもあるのです。
小学生などの捻挫では、
7割~8割は骨折を伴っているというデータもあるそうです。
また、
捻挫くらい…と治療もせず、
そのままにしてしまうと、
痛めた靭帯の組織(メカノレセプター)が誤作動を起こし、
元々の靭帯の組織に戻らなくなり、
繰り返し捻挫しやすい足首になってしまいます。
さらには、
足のつき方や歩き方に影響し、
足の重心(足圧中心)がズレてしまうため、
運動強度が強くなってきたときや、
運動量がふえたときなどに、
アキレス腱炎やシンスプリント、
腸脛靭帯炎や鵞足炎、
半月板損傷や側副靭帯損傷、
膝の痛みなどを起こしやすくなり、
将来的には、
いわゆる腰痛や椎間板ヘルニア、
椎間板炎や腰椎分離症・腰椎すべり症、
ギックリ腰や坐骨神経痛、
背部痛や猫背、
首の痛みやストレートネック、
肩の痛みや四十肩/五十肩などの原因にもなってしまうこともあるんです。
当院では捻挫の治療はもちろんのこと、
レントゲンで見落とされやすい骨折などでも、
エコー検査器で骨折の有無を確認しております。
怪我の程度やご要望があれば、
当院から懇意にしている整形外科もご紹介致します。
気になる方は当院まで。