- Blog記事一覧 -捻挫は治っているのに、
1月前に足首の捻挫をして、
痛みが強いため整形外科を受診、
レントゲン検査で骨に問題は無く、
捻挫と診断を受け、
湿布と包帯で固定するように言われたそうです。
その後、
2週間固定を行い、
腫れと痛みが引いてきたので、
包帯を外して日常生活を送っていたところ、
足の外くるぶし(外果)が痛く、
歩いたりしゃがんだりするのが辛い、
足関節の動きが硬くて動かしにくい、
という症状で当院に来院されました。
外くるぶしの痛みの箇所と症状、
それから歩行動作を検査したところ、
足をついて荷重していったときに、
足の重心(足圧中心)が外側にズレていました。
これは非常に多いのですが、
足の捻挫で、
足の重心が外側にズレた後、
そのまま生活していると、
外側を支える腓骨筋に負荷がかかり、
やがて痛みや腫れといった症状を出してきます。
これをいくら捻挫で痛めた靭帯の影響として、
治療を行っても、
症状は良くなりません。
治療は、
荷重時の足の重心を正しくすること、
ただし、
単純に内側に重心を移動すれば良い、
というものではありません。
また、
ふくらはぎや足の裏・すねの筋肉などをマッサージすれば良い、
というものでもありません。
個々の患者さんの歩行動作に合わせて、
最適な重心のバランスに誘導していく必要があります。
この患者さんにも、
運動療法で足の重心を誘導し、
荷重時の重心の位置の意識をお伝えしたところ、
しゃがみ込むときの痛みが消失していました。
足の症状でお悩みの方、
捻挫後の痛みが消えない方、
治療に行ってもマッサージしかされない方、
詳しい説明を受けた事が無い方、
治療に通っているが良くならない方、
何度も捻挫を繰り返してしまう方、
リハビリをしたことが無い方、など、
気になる方は当院まで。
正しい治療・正しい整骨院
千歳船橋駅前整骨院
千歳船橋駅前鍼灸院
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