- Blog記事一覧 -胸郭の動きと手の関係(肩こりと手)
お仕事で声を出すことがあり、
胸郭や首・肩のこり、
首の動きの悪さを改善したい、
という患者さんが来院されました。
このブログでも度々書いていますが、
肩こりは手・腕からの影響があります。
両腕は、身体からぶら下がっている状態のため、
常に筋肉を活動させ、腕の重みを支えているんです。
そして、
腕の筋肉を包む筋膜は、
胸郭の筋肉を包む筋膜と繋がっていくため、
手の使いすぎなどによる腕の筋肉や筋膜の緊張は、
この筋膜を介して胸郭の筋膜に緊張が伝わり、
結果として、
首や肩のこり、
首や肩の動きの悪さ、
そして、
頸椎ヘルニアや、
四十肩/五十肩などになっていきます。
また、
細かくみると、
手の指1本1本も胸郭の動きに影響するんです。
親指は、第1肋骨と第6・7・8肋骨、
人さし指は、第5肋骨、
中指は、第4肋骨、
薬指は、第3肋骨、
小指は、第2肋骨、
このような関係性(運動連鎖)があり、
それぞれの手の指を曲げたり伸ばしたりすることで、
胸郭の柔軟性や呼吸のしやすさが変わってきます。
この患者さんも胸郭の動きが悪く、
手や腕の緊張がかなり強いことが影響しており、
治療後、
この部分のストレッチや運動療法をお伝えしたところ、
首の可動域は改善され、
呼吸が楽になり、
声も出しやすくなった、と言っていました。
首や肩のこりでお悩みの方、
治療にいってもマッサージしかされない方、
首や肩のこりは骨盤の歪みが原因と言われている方、
治療後すぐに戻ってしまう方、など、
気になる方は当院まで。
正しい治療・正しい整骨院
千歳船橋駅前整骨院
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