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ストレッチには、患者さん個々の身体の特性に合わせて、
伸ばした方が良い筋肉と、
伸ばしてはダメな筋肉がありますが、
これは、テニス肘も野球肘なども同様です。
テニス肘は、
一般的には、テニスでボレーを打つ際に
肘から先の腕の筋肉に負担がかかり、
腕の筋肉が緊張してしまうために、
その筋肉の付着部である肘に牽引ストレスがかかり、
肘の内側や外側に痛みや炎症が発生すると言われています。
また、日常生活のなかでも腕の使いすぎなどで緊張し、
同様に発生すると言われています。
しかし、それは、テニスや日常生活時に
肘に起こっているメカニズムであり、
テニス肘の原因ではありません。
では、何が原因か。
簡単に説明してしまえば、
手首の位置です。
スポーツや日常生活のなかで、
どのような手の位置や手の使い方になっているかで、
テニス肘になるか、ならないかが変わってきます。
治療も、
一般的には、
手のひら側や手の甲側の筋肉を伸ばすように言われますが、
ストレッチで説明したように、
患者さん個々の身体の特性に合わせて、
手のひら側を伸ばした方が良い人と、
手の甲側を伸ばした方が良い人がいます。
特性に合わない方向に伸ばしてしまうと、
良くなるばかりか悪化していきます。
くれぐれもご注意を!!!
気になる方は当院まで。
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