- Blog記事一覧 -腰痛には腹筋??背筋??
今週に入って朝晩の冷え込みが強くなり、
ギックリ腰や原因のはっきりしない腰痛を訴える患者さんが増えています。
腰痛が起きてしまうのは、
身体の腰以外の他の部位の動きが低下し、
腰椎が頑張って動いているためと言われています。
そのために、
ギックリ腰や変形性腰椎症、
ヘルニアや脊柱管狭窄症、
筋筋膜性腰痛や椎間関節症などになってしまいます。
ですから、
治療は、
身体のどの部位が腰に負担をかけているかを分析、
そして、その部位の動きを良くして(運動療法など)、
腰が過剰に動かなくなれば腰痛は治ります。
また、
腰痛の予防には腹筋・背筋を鍛えると言われますが、
腰の安定性には、
横突棘筋が重要と言われており、
この筋肉を使えるようにするためには、
いわゆる腹筋・背筋運動ではなく、
腰椎のみを曲げる運動と、
腰椎のみを反らす運動が必要になります。
腰の前(お腹)や腰(脊柱起立筋)、
股関節や殿部(お尻の筋肉)が硬いからと言って、
腰や殿部のマッサージ、
腸腰筋や腹部のマッサージ、
骨盤周囲のストレッチをする、
などでは、腰痛が治るばかりか、
徐々に悪化してしまうこともあります。
腰痛でお悩みの方、
治療を受けているが改善しない方、
腰痛を治したい方など、
気になる方は当院まで。