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部活後にお尻が痛い

2020.01.22 | Category: 下半身

部活動をしている高校生が、

冬場の体力トレーニングが増えてから、

部活後にお尻の痛みを感じて、

歩くのも辛くなる、

という症状で来院されました。

 

腰部や骨盤など、

お尻に痛みが出る原因は様々あり、

いくつか検査を行いましたが、

お尻の痛みが出たり、強くなることもなく、

腰部が骨盤が原因である可能性が低く、

坐骨神経痛が疑われました。

 

坐骨神経痛は、

腰から出る神経が束になって坐骨神経になり、

お尻から太ももの裏を通り、膝の裏で2股に分かれて、

足へと向かいます。

この坐骨神経の通り道のどこかで、

坐骨神経が圧迫されると、

圧迫された場所から下の部分でしびれなどの神経症状が出ます。

最も多いのが、

お尻の筋肉で圧迫されて症状が出る梨状筋症候群です。

 

この高校生の場合、

特に痛めた、という記憶は無く、

冬場の体力トレーニングでの負荷が考えられ、

歩行動作と動き方を確認しました。

 

実際に歩いてもらうと、

左足をついた瞬間、

左の骨盤が前方に回旋しながら上にズレるような動きをしていました。

このような動きがあると、

一歩一歩で、骨盤が横にぶれるような歩行になり、

骨盤を回旋しながら歩くようになります。

そうすると、

股関節は常に内側に捻られるような力が働き、

それを止めるために、

梨状筋が頑張って働きます。

そして、

梨状筋が硬くなりすぎることで、

坐骨神経の通り道で圧迫し、

運動後や部活後の痛みなどの神経症状が出てしまうんです。

 

もともとこのような歩行動作だったのか、

それとも体力トレーニングで負荷がかかり、

このような歩き方になったのかは解りませんが、

このような歩行動作や動きが続く限り、

お尻の痛みが無くなることはありません。

 

これを治すには、

お尻の筋肉のマッサージやストレッチなどで、

柔軟性を高めることも有効ですが、

根本的には、

日常的にも、負荷がかかった時でも、

骨盤の横ぶれと、

横ぶれに伴う骨盤の回旋(捻り)が

起きないような歩行動作や動きに戻さなくてはいけません。

 

お尻の痛みでお悩みの方、

運動後にお尻の痛みが強くなってしまう方、

お尻の痛みの原因は腰と言われ腰の治療を続けている方、

お尻の痛みの原因は骨盤の歪みと言われ矯正を続けている方、

治療に行ってもマッサージしかされない方、

坐骨神経痛が治らないとあきらめている方、

根本的に治したいと思っている方、など、

気になる方は当院まで。

 

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