- Blog記事一覧 -骨盤を開く・閉じる
整体に行き骨盤の開きと歪みを指摘され、
治療したいという患者さんが来院されました。
よく骨盤が開く・閉じると言いますが、
骨盤が開くという状態は、
骨盤の後ろにある骨(左右の上後腸骨棘)が近づく状態(骨盤のアウトフレア)、
骨盤が閉じるという状態は、
骨盤の前にある骨(左右の上前腸骨棘)が近づく状態(骨盤のインフレア)、
と言います(他にもポイントがありますが、解りやすいポイントで説明しています)。
これを治すには、
まず、
骨盤の左右にある腸骨を前傾にした方が良いか、
後傾にした方が良いかを検査しなくてはなりません。
次に、
足(下肢)を内旋した方が良いか、
外旋した方が良いかを検査します。
この2つの検査で、
患者さんの身体に合った動きや姿勢の方向性が決まり、
骨盤を閉じた方が良いか、
開いた方が良いかが決まります。
見た目や、身体を静止した状態(立位や寝た状態)で、
骨盤が開いているから閉じる、
閉じているから開く、というような安易な考えで、
骨盤を治療すると、
かえって歪みが悪化したり、
身体のバランスが崩れて、
腰痛や肩こり、首の痛みや手足の痺れなど、
さまざまな身体の痛みなどが出てきます。
気になる方は当院まで。
冷えてきました。 »