- Blog記事一覧 -アキレス腱が痛い(アキレス腱炎)
週末に趣味で運動をしていて、
最近、運動後にアキレス腱が痛くなり、
歩けなくなってきた、という患者さんが来院されました。
アキレス腱を見ると、
明らかに腫れていて、
アキレス腱に熱を持ち、炎症が起きていました。
これは、
いわゆるアキレス腱炎という症状で、
そのまま放置すると、
アキレス腱断裂などに繋がることもあり、
しっかり治さないといけません。
治療は、
一般的には、
患部の安静とふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の柔軟性の回復が
主な治療になってくる、と言われています。
ですが、
炎症が治まり、
ふくらはぎの柔軟性が回復したとしても、
アキレス腱に負担がかかる足の動きが
変わってないと、
アキレス腱炎は繰り返されることになります。
では、どうすれば良いか。
アキレス腱炎になる人は、
足の重心(足圧中心)が前に行っている傾向が強く、
この状態で運動するため、
ふくらはぎの筋肉に過度に負担がかかり、
徐々に炎症が起きてきます。
ですから、
この足の重心(足圧中心)を治すと再発はしなくなります。
足圧中心は、
日常生活で意識するだけでも改善しますが、
当院では、
運動療法も合わせて行い、
足圧中心をコントロールするインソールの作製も行っております。
↓これは、その患者さんに作製したインソールです。
足の痛みでお悩みの方、
アキレス腱炎を繰り返してしまう方、
痛みが気になり思い切って運転ができない方、
インソールを作製したい方、など、
気になる方は当院まで。