- Blog記事一覧 -ギックリ腰(急性腰痛)に気を付けて。
ギックリ腰で来られる新患さんや、
別の箇所で治療中の患者さんがギックリ腰になってしまうなど、
最近、ギックリ腰の患者さんが増えています。
一般的にギックリ腰は、
体幹が不安定な人に起こりやすく、
特に仙骨の安定性が重要と言われています。
体幹や仙骨の安定性に関係するのは、
横突棘筋と腹横筋です。
腹横筋は良く聞くかもしてませんが、
横突棘筋は、あまり聞かない筋肉だと思います。
横突棘筋は、
背骨の1個1個を細かく動かす働きがあり、
この筋肉が働いてくれないと、
背骨の動きが減少してきて硬くなり、
急に動かした際などに痛みが発生してしまうんです。
ギックリ腰になった際には、
強い痛みの炎症反応が起きてくるので、
まず3日~4日は安静が必要になります。
その後、
患部の状態に合わせて、
背骨の柔軟性を高めたり、
体幹強化の運動療法を行います。
当院では、
炎症反応が起きている際にも治療ができる超音波治療器や、
神経に働きかけて痛みを抑えてくれるハイボルテージ治療器、
これを同時に行うコンビネーション治療も行い、
治療期間を短くするようにしております。
また、
体幹の運動療法も、
患者さんの身体に合わせて、
鍛えた方が良い筋肉、
鍛えてはいけない筋肉を明確にし、
個々の身体に合わせて運動療法を行っております。
気になる方は当院まで。
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