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五十肩の後に肘痛

2019.02.02 | Category: 上半身

数年前に五十肩になってしまい、

五十肩は良くなったものの、

肘が痛くて曲げ伸ばしが辛い、

と訴える患者さんが来院されました。

 

ご本人は、

日常生活や趣味などで、

手を良く使うため、

手の使いすぎで痛くなっているのではないか、

と問診で仰っていました。

 

症状をみても、

肘の内側に痛みがあり、

よく言われる内側上顆炎と思われるような症状でした。

 

これまでも、

いくつかの整骨院や鍼灸院に行き、

内側上顆炎と判断されて、

治療を受けたが良くならず、

たまたま通りがかりでご来院しました。

 

ですが、

痛みの原因の多くは、

身体のどこかが使いにくくなっていて(サボっていて)、

それを患部で代償するために起きていることなんです。

 

ですから、

この患者さんにも、

肘が痛いのは肘が頑張って他の箇所を代償していることを説明し、

使いにくくなっている箇所(動きが悪くサボっているところ)は、

五十肩になった肩と胸郭であることを説明しました。

(※五十肩が原因なのは何となくイメージできますが、

ではなぜ五十肩になったか、を考えないと解決にはなりません。)

 

体幹(胸郭)と五十肩に対して、

運動療法とストレッチを行ったところ、

肘の曲げ伸ばしの痛みは改善していました。

 

このように、

患部の症状ばかりに目をとられて、

原因がどこか・何が原因かを見極めないと、

症状を改善させることはできません。

 

なかなか症状が改善しない方、

症状が変わらず、治療を諦めてしまった方、

痛みなどでお困りの方、など

気になる方は当院まで。

 

 

 

 

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