- Blog記事一覧 -頸椎ヘルニアで痛みは…。
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌
首や腕、肩などの痛みは無く、
だんだんと腕に力が入らず動きも悪くなってきた、
という患者さんが来院されました。
症状の経過や徒手検査から、
首や腕、肩のなどの痛みは無いものの、
頸椎ヘルニアの可能性を説明し、医療機関を紹介しました。
頚椎椎間板ヘルニアは、頸椎に負担がかかることで、
椎間板(髄核)が飛び出して
脊髄や神経根を圧迫し痛みや痺れといった症状が出てきます。
そして、椎間板が飛び出す方向によって、
中央型、傍中央型、外側型などに分類され、
首の後ろから背中への痛みや、四肢のシビレなどの脊髄症状、
圧迫された側の上肢や下肢に強い症状が出たり、
片側の頚部から肩甲内側部、腕、手指に強い神経痛やしびれなどが生じます。
一般的には、頸椎ヘルニアの治療では、
保存的治療で効果がなければ、手術の適応となることがあります。
さらに、
外側型の頚椎ヘルニアの治療は、
保存的治療でも60〜90%の患者さんがほぼ治癒するというデータもあり、
一般的には保存療法がメインになります。
ですが…、
痛みやしびれによって眠れない、仕事や家事ができない、という患者さんや、
保存的治療では痛みが改善しない人、
痛みがとれてもしびれが強く残る人、
一度症状が改善したのに、時間と共に症状が何度も再発してしまう人、
などには、手術の適応となる場合もあります。
また当院に来院された患者さんのように、
特殊な症状として、
神経根症によって上肢の筋肉の麻痺を生じることがあり、
腕が挙がらなくなったり、
手に力が入らなくなって指が伸びなくなったりします。
この場合、痛みやしびれが軽度のことも多いんです。
麻痺した筋肉は、筋萎縮を生じて弱くなってきますので、
なるべく早期に手術を行って、
神経根を圧迫から開放する方が良いと言われています。
この患者も医療機関を受診後にご連絡を頂き、
3か月治療を継続して、
効果が無ければ手術ということになりました。
しびれや痛みなどの症状も無く、
肩や腕の動きが悪いという症状だと、
ヘルニアと考えずにいわゆる五十肩や腱板損傷として
治療を行っているところも多いと思います。
しっかりと症状を判断できないと、
症状が改善しないばかりか、
症状が悪化してしまうこともあります。
当院では医療機関とも協力して、
適切な治療を行っています。
気になる方は当院まで。
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千歳船橋駅前整骨院
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