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長引く腰痛

2020.01.23 | Category: 上半身,下半身

運動部の高校生が、

腰痛がなかなか治らなくて心配になり、

整形外科を受診したら腰椎分離症と診断され、

リハビリや治療がしたいという事で来院されました。

 

腰椎分離症は、

身体の回旋や前後屈など、

過度な動きが繰り返されるスポーツによる疲労骨折と言われることもあり、

多くは体が柔らかい中学~高校生の頃に、

ジャンプ動作や腰の回旋を過度に行うことで

腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。

一回の大きな力による骨折ではなく、

部活動などで繰り返しの動きで徐々に腰椎に亀裂が入ってきます。

部活動による腰痛で、

2週間以上症状が続いている腰痛は、

半数が腰椎分離症になっているというデータもあるんです。

 

症状も腰椎の分離する程度により、

腰痛だけでなく、

お尻(臀部)や太もも(大腿部)まで痛みや痺れを出す場合もあります。

特に、腰痛は腰を反らすと痛いのが特徴的です。

 

腰椎分離症は10歳代で起こってきますが、

それが進行していくと、将来的に腰椎すべり症、

さらに年月が経っていくと、

腰椎の変形や脊柱管狭窄症となる可能性も出てきますので、

早めの治療が効果的です。

 

治療やリハビリは、

一般的には、

コルセットを着用して痛みのある期間は安静にしたり、

腹筋・背筋を鍛えるなどのリハビリの指導をされます。

 

ですが、

腰椎分離症やすべり症を含め、

腰痛の多くの原因は、

腰そのものが悪いことではありません。

多くの原因は、

体幹や股関節・足などが硬かったり、などで、

腰に負担がかかり続けることで、

腰痛が発生してきます。

つまり、

身体の使い方のクセがポイントなんです。

また、

腰椎分離症・すべり症になりやすい人は、

骨盤が後傾して背中が丸い、

いわゆるsway-backという姿勢になっていることもあるんですよ。

 

ですから、

コルセットを着用したり、

安静にしたりして痛みが治まっても、

腰に負担のかかる身体の使い方が改善されていないと、

運動を再開した際、すぐに腰痛は再発してきます。

 

当院では、

ただ腰のマッサージをしたり、

骨盤の歪みが原因と言って矯正したり、

筋力不足が原因として腹筋・背筋をむやみに鍛えたりするのではなく、

この身体の使い方や、

どこの箇所が原因になっているのか、

どこを改善させれば動きが良くなるのか、を明確にして、

治療・リハビリ・運動療法を行っております。

 

腰椎分離症でお悩みの方、

腰椎分離症で安静の指示しかされなかった方、

腹筋・背筋を鍛えているが改善しない方、

運動するとすぐに腰痛になってしまう方、など、

気になる方は当院まで。

 

正しい治療・正しい整骨院

千歳船橋駅前整骨院

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