- Blog記事一覧 -脊柱菅狭窄症
最近、ウォーキングをしていると足の痺れが気になり、
整形外科を受診したところ脊柱菅狭窄症と診断され、
自宅で体操などをやるように、と指導を受けたが、
自宅でできる体操や方法を教えてもらえますか??という患者さんが来院されました。
脊柱菅狭窄症は、
背骨・椎間板・背骨の関節・背骨の靭帯(黄色靱帯)などで
囲まれた脊髄という神経が通るトンネル(脊柱管)が、
背骨の変形や椎間板の突出、靭帯の変性などで狭くなってしまい、
その脊柱管の中を通る神経が圧迫されて
足の痛みや痺れが出てくる疾患です。
(※脊柱菅狭窄症の症状で腰痛は少ないんです。)
一般的には、
腰に負担がかかる動作をしない、
コルセットの着用、
痛みが強ければ注射や点滴、
症状が悪化した際には手術、などと言われますが、
あるデータによると、
脊柱菅狭窄症と診断を受けた方で、
本当に手術が必要になるのは、1~2割しかないんです。
その他の8~9割は、適切な運動療法を行うと、
足の痛みや痺れと言った症状も改善し、
趣味のスポーツなどにも復帰できるそうです。
そこで重要になってくるのが、適切な運動療法です。
これは、
腰をマッサージしたり、
歪んでいるからといって矯正したり、
支える筋力が大事と言って腹筋・背筋をやみくもに鍛えたりするのではなく、
その方の腰に負担がかからないようにするためには、
どのような身体の使い方が良いのか、
その患者さんは身体のどこの動きや使い方が悪くて腰に負担がかかっているのか、
これらをしっかりと見極め、
適切な体操・運動療法を行うことです。
特に脊柱菅狭窄症などでは、腰部にかかる剪断力がポイントになり、
剪断力が改善できないと、なかなか症状の改善は見込めません。
当院では、施術の中で運動療法や体操なども行い、
自宅で出来る体操などもお伝えしながら治療を行っています。
気になる方は当院まで。
千歳船橋駅前整骨院
千歳船橋駅前鍼灸院