- Blog記事一覧 -靴を変えたら…
慢性的に腰痛があったが、
最近、特に原因も無いのに腰痛が悪化してきた、
という患者さんが来院されました。
症状を詳しく伺っていくと、
痛みが強くなりだす前に靴を変えた、
ということでした。
靴を変えると足に違和感があり、
履きだしたばかりだからしょうがない、
足に慣れるまでは仕方ない、と思われる方も多いと思います。
ですが、
足に合わない靴を履いていると、
慣れるどころではなく、
この患者さんのように症状が悪化してしまうこともあります。
靴を見せてもらうと、
土踏まずのアーチがかなり高い靴でした。
土踏まずは、何となく高かった方が良い、
アーチが落ちないように下からサポートした方が良い、
と思われがちですが、
土踏まずのところには、
大まかに3つの関節があります。
当たり前ですが、
関節がある、ということは、
その部分は動く必要がある、ということです。
仮にもし、土踏まずが動く必要がないなら、
そこには関節が必要無くなります。
そのため、
このアーチが動かないくらいに
土踏まずが高い靴を履いていると、
3つの関節が動かなくなり、
他の関節で動きを補うため、
腰痛などが出やすくなってしまいます。
この患者さんも、
靴に入っている中敷きを抜いて、
数日過ごしてもらったところ、
強い腰痛が無くなっていました。
当院ではインソールも作製していますが、
患者さんの足型に合わせ、
足の関節の動きを固定してしまうのではなく、
患者さんの足にある関節の動きがいかにスムーズに正しく動くか、
という一番大事なポイントを抑えて作製しています。
気になる方は当院まで。
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千歳船橋駅前整骨院
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