- Blog記事一覧 -治療で良くするためには。
一昨日の日曜日、
解剖学博士の先生の勉強会に参加してきました。
この先生は、
一般の方から日本を代表するトップアスリートまで
幅広く治療している先生です。
その先生が言っていたのは、
歪みがあるから治す??
関節の動きが硬いから柔らかくする??
筋肉が硬いからほぐす??
筋力が弱いから鍛える??など、
人の身体を治すとき、
こんな単純な考え方では治せない、という事でした。
歪み・関節の硬さ・筋肉の硬さ・筋力などは、
身体にかかっている何かしらの負担を、
補正するために起きている身体の反応であり、
それを、無理に治そうとすると、
症状は悪化する、という事でした。
解りやすくいうと、
例えば、
骨盤の歪みがあって、
その歪みは膝関節にかかる負担を逃がそうとしていた場合、
骨盤の歪みを治すと、
膝関節にかかる負担が増えて膝関節の痛みが発生する。ということです。
ですから、
身体を治すとき、
一番重要なのは、
身体がなぜその状態(姿勢)になっているのか、
歪みは治して良いのか、
関節を柔らかくして良いのか、
筋肉をほぐして良いのか、
筋力を鍛えれば良いのか、
それをすることで本当に良くなるのか、
症状は悪化しないのか、を見極める事だそうです。
ついつい、
治療する人は、
歪みを治したくなり、
硬い関節は柔らかくしたくなり、
筋力が弱いと鍛えたくなります。
しかし、
当院では、
患者さん個々の身体の状態を的確に見極め、
患者さんの症状を本当に治すための治療を行っております。
また、
当院にご来院される患者さんも、
いわゆるリラクゼーションや慰安のマッサージを
目的とされる方ではなく、
本当に症状でお困りの方が多数ご来院頂いています。
今、身体の症状でお悩みの方、
本当に身体を治したいと思っている方、
治療を受けに通っているが良くならない方、など
気になる方は当院まで。
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