- Blog記事一覧 -ただの突き指ではなく
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌
先週の土曜日の診療後、院内勉強会をおこないました。
定期的に恩師の先生に来ていただき、
日常生活でよく起こるような怪我の治療や固定の仕方、
治療をしていくうえでの注意事項などを教えて頂いていますが、
今回は子供から大人までよく起こるよう突き指について。
突き指をした際、
注意しなければいけない怪我でマレットフィンガーがあります。
マレットフィンガーは、
野球やバレーボールなどのスポーツなどでの突き指で発生することが多く、
日常生活でも転倒した際の手の付き方などで発生する突き指の一つです。
早期に適切な処置が行われれば保存的に治癒しますが、
放置したり誤った処置・治療をされてしまうと、
永続的に指が伸びなくなるというリスクがあります。
マレットフィンガーは3つのタイプに分類されます。
1型:腱の断裂
2型:裂離骨折
3型:関節内骨折
簡単に説明すると、
1・2型は、曲がってしまった指を反らすように固定すれば
基本的には良いのですが、
3型は特に注意が必要になります。
1・2型と同じように指を反らして固定すると、
逆に関節のズレが大きくなり、
そのままにしてしまうと手術の適応になってしまうこともあります。
突き指は誰もが経験するような怪我のため、
突き指くらい大丈夫と思って放置したり、
腫れや痛みで整骨院に行くことも多いと思いますが、
行った整骨院の先生が処置や固定を知らなかったら……、
固定や処置が何も出来ずに、そのまま整形外科や病院を紹介されて手術。
もちろん手術の適応になるマレットフィンガーもありますが、
手術よりも整復や固定の仕方で確実に対応できるマレットフィンガーがあります。
このマレットフィンガーの処置や固定の仕方を
知っているか知らないかで、
手術しなくても済むものが手術になってしまうこともあるんです。
怪我をした際には、整骨院に行くことは問題ありません。
しかし、どこの整骨院に行くかは重要です。
気になる方は当院まで。
千歳船橋駅前整骨院
千歳船橋駅前鍼灸院
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