- Blog記事一覧 -歪みを治したのに
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌
歩くと股関節の外側でポキポキと音が鳴り、
気になるので治療を受けに行ったところ、
弾発股(ダンパツコ)という説明を受け、
骨盤の歪みが原因だから骨盤矯正をしましょうと言われ、
骨盤の歪みを治し、
まっすぐ立った状態でも姿勢が良くなったのに、
歩行時の股関節の音が無くならない、
どうしたらいいのか、という患者さんが来院されました。
そもそもですが、
静止状態で立った姿勢の評価だけで、
医学的に骨盤が矯正されているかどうかは解りませんし、
今出ている症状が良くなるかどうかの指標にはなりません。
この患者さんも、
確かにその場で立っている姿勢は良い姿勢でしたが、
歩いてもらうと、
骨盤が左右に大きく傾き、
とても骨盤が矯正されているとは言えない状態でした。
弾発股になる方は、
一歩踏み出して荷重した際に、
骨盤が踏み出した足の方に大きく傾き、
骨盤の外側を支える筋肉と骨盤との間にあるクッションのような組織に
ストレスがかかって音が鳴るようになっています。
ですから、
骨盤矯正の治療をして、
どんなに安静時の立位姿勢が綺麗に真っ直ぐになっても、
歩いた時に骨盤が傾けば症状が消えるはずはありません。
骨盤が矯正されたかどうか、
姿勢が改善されたかどうかは、
安静時だけでは不十分で動作時でも確認する必要があるんです。
この患者さんも、
骨盤が傾かずに安定するような運動療法を指導したところ、
歩行時の骨盤の傾きが無くなり、
股関節の音も改善していました。
骨盤の歪みを治しているが症状が良くならない方、
骨盤の歪みが根本的な原因と説明を受けている方、など、
気になる方は当院まで。
正しい治療・正しい整骨院
千歳船橋駅前整骨院
千歳船橋駅前鍼灸院