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お尻のたるみを取りたい(骨盤矯正)

2020.01.20 | Category: 下半身

お尻のたるみが気になり、

ご自身で鏡で見た時にも、

お尻が下がる状態(骨盤が後傾)していて、

何とかなりませんか…、

というお問い合わせを頂きました。

 

この方は、

ご自身でもジムなどに通い、

骨盤周囲の筋肉を一生懸命に鍛えるようにしていたが、

あまり効果を実感できない、

という事でした。

 

骨盤の誘導には、

骨盤の動きに関わる筋肉が重要になりますが、

骨盤が後傾していた場合、

なぜ、骨盤が後傾しているのかを見極めなければいけません。

骨盤が後傾しているから前傾にすれば良い、

という安易な考えで骨盤を矯正したり誘導したり、

その方向への筋トレなどをすると、

骨盤が前傾しないどころか、

余計に後傾したり、

無かったはずの痛みなども出てくることもあるんです。

 

骨盤が後傾している状態を誘導するには、

骨盤を前傾させる筋肉などを鍛える、

骨盤を後傾させる筋肉などを鍛える、

という大まかに2つの方法があります。

 

ざっくり簡単に説明すると、

①骨盤を前傾させる筋肉が弱かったり、

機能低下を起こしていたりして骨盤が後傾している人は、

骨盤を前傾させる筋肉を鍛えれば良いのですが、

②骨盤を前傾させる筋肉が過剰に働き過ぎていて硬くなり、

結果として筋力が落ちてしまい、

骨盤が後傾している人は、

骨盤を前傾させる筋肉を鍛えれば鍛えるほど、

筋肉が更に過剰に働いてしまい、

骨盤はますます後傾していきます。

 

これは、

骨盤の後傾への誘導も逆のことが言えます。

 

ですから、

骨盤を矯正したい、

正しい位置に誘導したい、

となった時には、

自分の身体がどうなっているのかを確認する必要があります。

 

もちろん、

カイロなどの骨盤矯正をする人も多いと思いますが、

骨盤を動かしているのは筋肉です。

ですから、

骨盤を安定させるにも筋肉が必要になり、

どこの筋肉が必要になるのかは、

個々で違い、

先程、説明したように、

安易に骨盤の位置だけで、

筋トレを行うと、

逆の効果が出ることがあることも忘れないで下さいね。

 

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