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腰痛と股関節

2023.04.11 | Category: 上半身,下半身

当院では、

コロナウィルス対策として

3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。

・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気

・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける

    密集を避けるため、来院時のご予約のお願い

・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底

・オゾン発生器による空間除菌

ジムで筋トレをしているが、

最近、運動後には必ず腰痛が出てくる、

せっかく暖かくなってきたから運動を続けたいので、

腰痛は何とかなりませんか、という患者さんが来院されました。

そこで、

身体の状態を確認すると、

特に前かがみの姿勢をとると腰痛が出てきて、

股関節の動きが悪くなっていました。

体幹の前後屈運動は、

主に脊柱と骨盤・股関節が連動して動く多関節運動と言われていて、

体幹の前後屈運動における腰椎と骨盤の運動の関係性は、

体幹の前屈50~60°までは腰椎の屈曲が主な動きで、

それ以上の前屈は骨盤の動きが加わり、

70~90°以降で腰椎の動きは減少、

股関節は前屈の最終可動域まで運動するというデータがあります。

そのため、

この患者さんのような股関節の可動域制限は、

体幹の前屈運動をする際の骨盤の連動した動きを低下させて、

50~60°で最も動く腰椎の屈曲運動を、

それ以外の範囲でも増大させ腰痛が発生すると言われています。

そのため、腰椎・骨盤・股関節が適切に連動して動く体幹の前屈運動と、

それに必要な要因の獲得が腰痛症の治療・予防において重要となり、

この時、股関節が硬いと、

骨盤の動きも制限されてしまうため、

股関節の可動域の改善が、

前屈時の腰痛の大きなポイントとなってきます。

この患者さんも、

股関節の可動域の改善を目指し、

ストレッチや股関節の屈曲可動域を増大させる運動療法をおこなったところ、

前屈時の痛みは改善していました。

前かがみで腰痛を訴える方は多いと思いますが、

漫然とマッサージを繰り返しても、

このような腰椎・骨盤・股関節の連動した動きが改善されないと、

マッサージの気持ちよさだけで前屈時の痛みは、

何回も繰り返してしまいます。

長引く腰痛でお困りの方、

腰痛で治療に行ってもマッサージしかされない方、

身体の動きを正しく評価されずに治療を受けている方、など、

気になる方は当院まで。

千歳船橋駅前整骨院

千歳船橋駅前鍼灸院

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