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体幹と顎関節

2020.07.22 | Category: 上半身

当院では、

コロナウィルス対策として

3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。

・密閉⇒院内窓・入口ドアを開放しての換気

・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける

    密集を避けるため、来院時のご予約のお願い

・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底

・オゾン発生器による空間除菌

テレワークや外出自粛が続く中、

最近、顎の痛みが気になる、

という患者さんが来院されました。

口を開いたり閉じたりするときに

片側の顎で音が鳴ったり、痛みが出たりして、

以前、顎関節症と言われたことがある、ということでした。

顎関節症は、

一般的には、

噛み合わせやストレス、

寝相(うつぶせ寝)・不良姿勢や片側咀嚼、

食いしばりや元々の顎関節の変形など、

が原因と言われます。

しかし最近では顎関節の役割として、

顎が体幹や姿勢に与える影響が解ってきており、

顎がバランスを取る役割をしていて、

骨盤や体幹のズレ・不安定性を

補うために顎の位置が関係していると言われ、

テレワークや外出自粛による体幹の機能低下の影響も強いんです。

顎関節症を訴える人を正面から見てみると、

顎が左右どちらかにずれていることが多く、

ずれた状態で咀嚼などを繰り返しているため、

徐々に痛みや開口障害といった症状が出てくることが多くなります。

これを治療するためには、

顎の周囲の首や背部・咀嚼筋の緊張を緩めることも

顎の痛みの緩和に一時的に有効ですが、

根本的に治すには、

骨盤・体幹・頚部(頭)がずれずに、

安定して動くことができる状態・姿勢をつくることです。

簡単に言えば、

顎の左右のずれを正確に見極め、

顎のずれに伴う体幹・骨盤のずれを確認して、

これを安定する方向に運動療法などで治してあげることです。

気になる方は当院まで。

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