- Blog記事一覧 -筋力低下の意味

筋力低下の意味

2020.02.17 | Category: 上半身,下半身

昨日、埼玉方面の病院まで行き、

解剖学や運動学の勉強をしてきました。

 

とても有意義な勉強会になりましたが、

その中でリハビリで行う筋力訓練について、

先生が講義していました。

 

膝痛や腰痛、身体の歪みなどで

治療に行ったり、病院を受診すると、

可動域や姿勢・筋力などを様々な方法で測定し、

筋力低下があると、

筋トレをして筋力をつければ痛みは改善しますよ、とか、

痛みや歪みがでるのは筋力が無いから、とか言われます。

 

解剖学で誰もが長さ張力曲線というものを学びますが、

筋力が最大に発揮されるのは、

筋肉の長さ(張力)が程よい長さ(張力)の時に、

最大限の筋力を発揮することができ、

筋肉の長さ(張力)がありすぎてもなさすぎても筋力は発揮しにくくなる、

ということです。

 

解りやすくいうと、

筋力低下があると判断されても、

それが単純な筋力不足なのか、

筋疲労で筋力が発揮できなくなっているのか、

この判断を明確に行う必要がある、ということです。

 

例えば、

身体の歪みがあり、

体幹筋力が弱いため、

筋力不足が原因として、

体幹の筋トレを行うとした場合、

本当に体幹の筋力不足なのか、

それとも、

体幹の筋力が頑張りすぎいるのか、

どちらかを見極めないといけない、

ということです。

 

単純に筋力不足で歪みが出ているなら、

体幹筋力を強化すれば良いかもしれません。

ですが、

もし、体幹筋力が頑張り過ぎていた場合、

さらに鍛えると、

筋肉は疲労し、

ますます筋力が弱くなるため、

体幹が支えなくなり、

歪みは更に悪化します。

 

これを見極めるには、

姿勢や筋力テストでは解りません。

 

体幹を鍛えているのに歪みが治らない方、

体幹を鍛えて更に症状が悪化している方、

痛みの原因は筋力不足と言われている方、

筋トレを頑張っているのに症状が改善しない方、など、

 

気になる方は当院まで。

 

正しい治療・正しい整骨院

千歳船橋駅前整骨院

千歳船橋駅前鍼灸院

 

 

アクセス情報

所在地

〒156-0055
東京都世田谷区船橋1-29-2

駐車場

お近くのコインパーキングをご利用ください

休診日

日曜日

ご予約について

当院は予約優先制となっております。